ミツユビカモメ Black-legged Kittiwake は、小型のカモメでユリカモメよりやや大きく、足は短く、足の色は黒から赤茶の個体まであります。成鳥の嘴は黄緑色で、成長冬羽では後頭部に黒色斑がでます。このモノトーンの黒色斑が私は非常に好きになりました。
冬鳥として、12月〜4月に銚子港などで見る事ができます。銚子港での集団行動は少なく、ほとんどが単独行動していますが、休む時には同じ堤防に集団で並んでいます。飛翔時に耳を澄ましているとごくまれに、『キッ』と一声、また『キッ、キッ、キッ』と連続的に鳴くことがあります。
成鳥冬羽
2002 銚子港にて 2003.3.9 銚子港にて
ユリカモメよりやや大きく、足が短い。

第1趾(後趾)が極めて小さいのがミツユビカモメの特徴です。

04.1.31 銚子港にて
いつもの堤防の先端の集合場所。
この狭い場所がお気に入りです。

距離がはるかに遠いいのでボケてしまいました。

2006.03.25 銚子港 No.SP-01577
成鳥夏羽
3月頃になると、頭部が白くなってきた夏羽の個体が少数出てきます。
また、気になる事に4月になっても頭部の白くない冬羽のままの個体がほとんどで、同じ成鳥でも喚羽時期の異なるタイプがあるように思えます。
2006.04.01 銚子港 No.1D-27875 2006.04.22 銚子港 No.1D-29647
第1回冬羽
第1回冬羽では、翼の上面にM字型の模様があるのが特徴です。
尾先端と嘴は黒から濃い茶色になってます
。成鳥になるとM字模様が無くなり尾羽は白くなります。
03.2.1 銚子港にて No-1071
04.2.7 銚子港にて
03.02.01 銚子港 No.1095
06.1.4 銚子港 1D-19357 06.04.22 銚子港 1D-29317
第2回冬羽
第2回冬羽の判断は非常に難しく感じまが、極まれに写真のような成鳥と第1回の個体との中間的な個体を見る事があります。
第1回の特徴的な翼のM斑がうっすら褐色に残っているのが解ります。
06.04.01 銚子港 1D-28268
この写真にも第1回の特徴的な翼のM斑がうっすら褐色に残っているのが解ります。
また、よく見ると尾の先に極少量の黒斑らしきものも見られます。
06.04.01 銚子港 1D-28273