銚子港で冬場を過ごしたミツユビカモメは4月から5月初旬に北に移動します。 ミツユビカモメが夏羽に喚羽する時期は早い個体で3月末ごろから頭部が白っぽくなる個体が少数見られますが、大多数は冬羽の姿のまま移動しています。夏羽のミツユビカモメは銚子港では極めて珍しい存在です。繁殖地は北太平洋をはじめとして北大西洋の沿岸に広く分布します。 ここでは、営巣地の一部、アラスカでのミツユビカモメの姿を集めています。 撮影はキーナイ半島の周辺にて、06.7.7-8で行いました。 |
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Sixly foot Rock の全景
ここは、小さな岩礁のような所で、ミツユビカモメのコロニーになっています。いたるところでミツユビカモメが岩壁に営巣しています。 |
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Gull Island のミツユビカモメ | |||||||||||||||||||||||
ミツユビカモメの営巣風景
この島では、海面近くの低い岩場にミツユビカモメ、上部にはウミガラス、小さな草地にワシカモメと住み分けが行われていました。 |
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ホーマーの港にも営巣
港の入口の人工的な構造物にもミツユビカモメは営巣していました。人を避けて離れ小島に営巣してるのではないようです。 |
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Duck Island のミツユビカモメ | |||||||||||||||||||||||
海岸で休むミツユビカモメ
この島では上陸して観察する事ができました。 |
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営巣の様子 ミツユビカモメの巣は満潮時の海面から3m程の高さから上にあり、大きさは2羽のつがいが座れる程の小さな物で、岩場のちょっとした狭い部分に作られています。巣材は小枝を集めたように見え、同じ巣を古くから使われているようです。巣の中ではすごく仲の良さそうなつがいの姿がありました。 ただ、この7月の時期に抱卵や子育てしている様子が見られず疑問に思っていますが、仮にここで孵化した場合、狭い岩場でヒナが落っこちないか心配になります。 |
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頭当たっています | よく鳴いています | ||||||||||||||||||||||
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長鳴きもしています | |||||||||||||||||||||||
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この島のミツユビカモメの足には、カラフルな足環を付けている個体を見かけました。色の示す意味合いは現在わかりませんが、しっかりと調査が行われているようです。上陸当初に両足に赤い足環を付けている個体を見ましたが、遠目にはアカアシミツユビカモメかと思いましたが足環とわかりちょっと残念に思いました。 | |||||||||||||||||||||||
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銚子で見ているミツユビカモメと異なる点が、ここアラスカではよく鳴いています。また、鳴き方も銚子ではキッキッと短く鳴いていますが、ここでは長鳴きをしたり、大きな声でギーギー、ガーガーといった感じでした。 体型的には口のまわりや目のまわりの赤味が強く、その影響か頭部から胸にかけて赤味を帯びているように見えました。。 |
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