このページでは、ミツユビカモメの第2回冬羽の個体を集めました。
第2回の個体は成鳥と似通っていて判断はしにくく一見成鳥の姿に見えますが、第1回の特徴の翼のM字斑や尾羽の先の黒斑の名残があり、嘴に黒斑が少し残っている個体が見られます。
また、頭部の黒班は濃いめの黒色で現れる傾向があります。
負傷ミツユビカモメ 第2回冬羽

何かに襲われたのか右の翼が負傷して裏面が少し赤くなっていました。
この個体は、雨覆に黒班が少し残り、嘴にも黒い部分があり第2回と思えます。

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No.131226-7D-13095
No.131226-7D-13132 拡大 No.131226-7D-13102 拡大 No.131226-7D-13145 拡大
第2回冬羽     この個体、尾羽と初列大雨覆の外側に黒班が残っています。
No.140209-7D-17259 拡大 No.140209-7D-17261 拡大
第2回冬羽

この個体は第2回の特徴が解りやすく現れています。

拡大 特大(1024×768)
No.070321-SD-01087
第2回冬羽

翼には第1回の特徴的なM字斑の名残に、尾の先には黒斑が少し見られ、嘴の先端には少し黒い部分も残ります。
また初列風切と初列雨覆の先端にも黒色部が見られます。

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No.070321-SD-01054
No.070321-SD-01043 拡大 No.070321-SD-01040 拡大
第2回冬羽

嘴の先に第1回の黒い名残が少し残っています。

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No.070331-SD-01199
第2回冬羽

尾羽の先に黒斑が残っています。

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No.070331-SD-01146
この個体は頭部の黒斑が濃い茶色の傾向があり、嘴に茶色い部分が少し残っています。
05.3.12 銚子港 No.1D-8169 05.3.12 銚子港 No.1D-8216
この個体は第1回の特徴の翼のM字斑がわかりやすく残っています。
No.060401-1D-28268 拡大 No.060401-1D-28268 拡大
第2回冬羽

翼には第1回の名残のM字班が見られますが、嘴には黒い斑は見られません。

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No.070918-30D-09699 納沙布