シロカモメ第3・4回の個体は、銚子港に来るシロカモメの中でも最も数が少ない部類になります。殆どが第1回でなかなか見る機会がありません。
特徴的には、第3回では、雨覆いや初列に褐色味が残り、嘴はまだ黒斑が大きく残ります。第4回では、成鳥に似ますが嘴に小さな黒斑が残っています。
シロカモメ 第3回冬羽 稚内

翼は成鳥と同じ薄いグレーになっていますが、嘴はまだピンク色のままです。

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第3回冬羽 

シロカモメは第1〜2回や成鳥は観察する機会がありますが、第3回の個体は特に珍しく感じます。

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No.141225-7D-26642 拡大 No.141225-7D-26649 拡大
第3回冬羽(大型)

大型タイプのシロカモメを見ました。
最近このタイプは珍しい。
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06.01.04 銚子港 No.1D-19231
第3回冬羽(大型タイプ)

翼のほとんどは薄いグレーの綺麗な個体でした。

06.01.14 銚子港 No.1D-21468
3回冬羽

この個体は、茶斑がやや濃いめで、褐色味はやや残るものの大雨覆までグレーになっていました。
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06.01.21 銚子港 No.1D-21613
第3回冬羽

シロカモメの第3回はなかなか見られないので近くで見られて幸運でした。
綺麗でかっこいい個体です。

拡大 特大 1600×1100
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第3回冬羽

グレーの羽が増えて、雨覆や尾羽の一部に褐色部が残っています。
嘴はピンク色で先が黒い若鳥のままです。
05.1.29 波崎新港 No.1D-5245
第3回冬羽 

シロカモメの3Wは飛来数が特に少なく近くで見られるのは珍しい。

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第3回冬羽  シロカモメの3Wは近くで見られる機会は少なく珍しい。
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第3回夏羽  今シーズンは第3回の個体ををあまり見かけませんでした。飛翔写真から薄いグレーの中に褐色部が残っているのが判ります。また嘴はやや黄色くなってきてはいますが先に黒斑が残っています。
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第4回冬羽

港内でも一際白さが目立ちます。
成鳥に比べ嘴の赤斑が小さく、小さな黒斑が少し残っています。虹彩は成鳥と同じ様な黄白になっています。

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06.01.21 銚子港 No.1D-21611
この個体の嘴の先の黒斑は、まだ多めに残っており、虹彩はまだ黄白というより白に近いように見えます。
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06.03.05 銚子港 No.1D-24654
第4回夏羽

この子は、なんとなく嘴が短く見えました。
一瞬、デカムリンが若返ったかのように見えました。

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06.03.25 銚子港 No.1D-27715
第4回夏羽

頭から初列まで真っ白です。
凄く綺麗でした。
大きさはセグロカモメよりやや小型。
注:逆光線下で反射により背のグレーが実物以上に白っぽく見えています。
05.4. 8 銚子港 No.1D-10199
シロカモメの特徴 第1回冬羽から夏羽
第2回冬羽から夏羽 成鳥冬羽から夏羽
シロカモメ雑種