アラスカツアー No.1
探 鳥 日
 2006年7月4日(火曜)
場 所  北米アラスカ州アンカレッジ市内(No.1/5日)
天 候  晴れ
主な鳥種  カナダガン、カモメ、アカエリカイツブリ、他
ま と め  ワイバードのアラスカツアーに参加し、4日15時成田発、空路8+3時間でアンカレッジに移動しました。アンカレッジには時差の関係で出発日と同じ4日の14時に到着し、市内に点在する湖を探鳥しました。
市内ではカモメが時々見られ、亜種コカモメの分布域だけに注目してみました。
湖ではアカエリカイツブリの夏羽の姿が綺麗でした。
それにしても午後10時を過ぎてもまだ外は明るく、薄暗くなるのが4時間ほどで、とても長い一日でした。
NWA航空機の機内液晶モニターのナビより
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アラスカツアーコース
1日目:★1アンカレッジ市内
2日目:キーナイ移動 ★2:ポッター沼野鳥保護区 ★3:ポルテージ渓谷からキーナイに移動
3日目:★4:キーナイ近郊
4日目:★5:ホーマーからボートで Sixly foot Rock と Gull Island
5日目:★6:水上飛行機で Duck Island
エスキモーの顔が目印のアラスカ航空機 カナダからアラスカの雪山
カアラスカの環境について

気候:
訪問前はかなり冷え込む事を想像していましたが、案外気持ちの良い涼しさで、クーラーがやや強めに効いている部屋にいるようです。アンカレッジ市内で地元の方はTシャツ姿がほとんどでした。ただ、天気の悪い朝方は1時間ほど外にいるとブルブルといった感じでウインドブレーカーを1枚余分に着込みました。

日照時間:
これはあまりに東京と違い驚きました。午後11時でも外は昼間と同じです。薄暗くなるのが0時から4時くらいで、完全に真っ暗になることはありません。寝る時は昼の22時に時計で時間を確認してから寝るような感じです。鳥たちも日本では普通の朝のさえずりはありませんでした。

潮位変化:
これもあまりの違いに驚きでした。干潮と満潮の潮位差は5mから10mと想像外の大きさです。海岸付近では広大な干潟ができたと思ったら、みるみるうちに海面が近づいてきます。港の桟橋も潮位に合わせて高さが変わる可動式で、このへんを頭に入れておかないと海岸線では危険な目に遭うので十分注意が必要
です。

アンカレッジ市内の公園を探鳥
カナダガン親子 
No.30D-01468 拡大 No.30D-01478 拡大
カナダガン親子

1家族にしては子供が多すぎます。集団で世話をしているようです。 

No.30D-01491
アカエリカイツブリ 夏羽

夏羽の首周りの茶色が大変綺麗でした。

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No.30D-01508
キョクアジサシとアメリカオオハシシギ

No.SP-2069
アメリカオオハシシギ

No.SP-2066
カモメ 亜種コカモメ

市内ではカモメの飛ぶ姿が時折見られ、ここでは北アメリカの亜種 brachyrhynchus の分布域であり、銚子のカモメよりやや小型で背のグレーがやや薄く、初列の外側から3枚目P8の白色部が多いとされています。

No.30D-01527
No.30D-01552 No.30D-01452
ミヤマシトド

No.30D-01438
オカヨシガモ

No.30D-01568
今回の撮影機材:EOS 30D + EFS 18-55mmF3.5-5.6、EF100-400mmF4.5-5.6LIS
デジスコ:TSN-604 + SP-350
2日目:キーナイ移動 3日目:キーナイ近郊
4日目:ホーマー近海 5日目:Duck Island ワイバード
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