アラスカツアー No.4
探 鳥 日
 2006年7月7日(金曜)
場 所  北米アラスカ州ホーマー(No.4/5日)
天 候  曇り
主な鳥種  ミツユビカモメ、ウミガラス、ハクトウワシ、他
ま と め  カチェマック湾に面し、海釣りのメッカのホーマーからボートでSixly foot RockとGull Islandの小島をボートで探鳥。
港ではワシカモメやハクトウワシがうろうろしており、ボートで海上に出ると多くの海鳥やラッコが出迎えてくれました。小島では島を覆い尽くすようにミツユビカモメとウミガラスの姿がありました。
ホーマーの港

ホーマー Homer はキーナイ半島の先端にあるカチェマック湾に面した静かな港町で海釣り観光のメッカです。驚くのは潮位の変化が5mから10m程と大変大きく、それに合わせて港の桟橋も潮位に合わせ可動式になっていました。
写真の黄色いボートで約2時間海鳥のコロニーのある無人島をまわりました。静かな海でしたが、やはり船からの撮影で写真のフレーミングがなかなか定まりませんでした。

No.30D-02821 No.30D-03436
Bay Excursions
ハクトウワシ 北米を代表する鳥で強いイメージがありましたが、実際はトビのような残飯あさりの行動をしていてたのになんか親しみを感じました。
No.30D-03445
拡大 No.30D-03473 拡大
ワシカモメ 港内には多くのワシカモメが水揚げの魚を求めてうろうろしていました。銚子と同じ様な行動で親しみを感じました。
No.30D-02780 拡大
No.30D-02815 拡大
No.30D-02795 拡大 No.30D-02787 拡大
Sixly foot Rock の全景

ここは、小さな岩礁のような所で、ミツユビカモメのコロニーになっています。いたるところでミツユビカモメが岩壁に営巣しており、銚子の狭い堤防を好んでいるのはこの営巣環境に似ているからでしょう。

拡大
No.30D-02933
No.30D-02853 拡大 No.30D-02844 拡大
No.30D-02904 拡大 No.30D-02912 拡大
No.30D-02914 拡大 No.30D-02926
ミツユビカモメのコロニーを見て気になるのが、この時期で抱卵や子育てをしている様子がありませんでした。アンカレッジのカモメは子育て真っ最中でしたし、非常に気になるところです。
ミミヒメウとヒメウ
拡大
No.30D-03044
ラッコ 時々海面にラッコの姿が、海草をを巻き付けて寝ぼけてる姿も見られました。
No.30D-03024 拡大 No.30D-02966
Gull Island のミツユビカモメとウミガラス
ミツユビカモメの営巣風景

狭い岩場に密集して営巣しています。
巣は最近作られた様子はなく、毎年使われているように見え、縄張りは蕪島のウミネコとり狭く見えます。
特大サイズの画像を用意しました。

拡大 特大 1600×1100 400K
No.30D-03352
No.30D-03112 拡大 No.30D-03128 拡大
No.30D-03141 拡大 No.30D-03158 拡大
No.30D-03180 拡大 No.30D-03197 拡大
No.30D-03225 拡大 No.30D-03227 拡大
No.30D-03240 拡大 No.30D-03256 拡大
No.30D-03275 拡大 No.30D-03294 拡大
チシマウガラス ワシカモメ
No.30D-03088 拡大 No.30D-03264 拡大
エトピリカ ウミバト
No.30D-03392 拡大 No.30D-03323 拡大
ビロードキンクロ
アラナミキンクロ(右)
拡大
No.30D-03500
ミツユビカモメ 成鳥夏羽
カモメ亜種コカモメ 第1回夏羽

右手前ににいる個体が非常に気になり詳しい方に確認して頂きましたら、足の長さからミツユビカモメではなく、コカモメとのご返事を頂きました。コカモメでもここまで小さい個体がいるのには驚きでした。

拡大
No.30D-03420
ミツユビカモメ

港の入口の人工的な構造物にもミツユビカモメは営巣していました。人を避けて離れ小島に営巣してるのではないようです。
ここでも広い上部ではなく狭い部分に巣作りをしています。

拡大
No.30D-03408
ヒメコバシカラス

ハシボソガラスより小さなカラスで、港周辺で見られました。

拡大
No.30D-02814
カナダヅル

日本で見られるカナダヅルは体色が白っぽい個体ですが、アラスカで見られる繁殖期の時期には、体色が茶色っぽくなっています。

拡大
No.30D-03567
ハクトウワシ

ホーマーからの帰り道、サーモン釣りをしている側で、ハクトウワシがサーモンを食べていました。自分で捕まえたか、拾い物かは解りませんでした。

拡大
No.30D-03591
ワシカモメ(左)とワシカモメ雑種(下)

このあたりで見られたほとんどの大型カモメはワシカモメでしたが、時々初列の黒っぽいセグロカモメ的な個体がありましたが、体型がワシカモメ的で眼瞼がピンク色のためワシカモメ雑種と思われます。交雑相手が気になるところです。

拡大
No.30D-03494
No.30D-03603 No.30D-03634 拡大
アビ 夏羽

キーナイ近くの海岸で夏羽の首が茶色くなったアビを見る事が出来ました。
写真はあまり綺麗ではありませんが実物は結構綺麗でした。

No.30D-03642
ムース(ヘラジカ)

ロッジに戻ると林の中から野生のムースが現れました。牛くらいの大きさで、その後湖を泳いで渡っていました。

拡大
No.30D-03707
今晩の夕食 サーモンステーキ

さすがにサーモンが近くで捕れるだけに今晩の食事もまた格別。

No.30D-03755
1日目:アンカレッジ市内 2日目:キーナイ移動
3日目:キーナイ近郊 5日目:Duck Island ワイバード
TOP 探鳥記録 目次 前回の探鳥記録 次回の探鳥記録