オオセグロカモメ第3回の個体は、背のグレーは成鳥に似てきますが大雨覆や三列風切などに褐色の部分が含まれ、嘴は基部がピンク色で先がまだ黒くなっています。第4回になると残っていた褐色味もなくなり、ほぼ成鳥と同じになってきますが、嘴の先に黒斑が残ります
第3回冬羽

第3回冬羽の個体は、背のグレーに褐色の部分が残っています。初列風切は、成鳥と同じく黒くなり先端は白斑が目に付きます。

05 9.22 銚子港 No.1D-12543
05.09.18 銚子港 No.1D-12359 拡大 05.12.15 銚子港 No.1D-16101 拡大
04.12.26 銚子港 No.1D-3668 05.12.10 銚子港 No.1D-15833 拡大
06.01.01 銚子港 No.1D-18757 拡大 06.01.01 銚子港 No.1D-19101 拡大
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06.01.04 銚子港 No.1D-19128
第3回冬羽  初列風切は黒く、三列風切りや大雨覆は褐色がめだっています。
No.080209-30D-12117 銚子 拡大 No.080209-30D-12240 銚子 拡大
第3回?夏羽

オオセグロカモメは10個体ほどで、殆どが第1回でした。
この個体は摩耗が目立ちますが、白い尾羽に初列の先には白斑もありますが、嘴の黄味に冴えは少なく第3回としてみました。

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No.090613-774-W30-04365
第4回冬羽に移行中

この個体は、まだ頭部から胸にかけて白っぽく、幾分、茶斑が出始めてきています。背のグレーは成鳥のようですが、嘴がまだピンク色なのが気になるところです。
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05.10.01 黒生港 No.1D-12808
第4回冬羽

成鳥冬羽に似ますが、嘴の先に小さくなった黒斑が残ってますが、黒斑の残り方や赤斑の出方、黄色の冴え具合はバラツキが大きいように感じます。
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05.10.22 波崎新港 No.1D-13485
06.01.01 銚子港 No.1D-18669 拡大 06.02.04 銚子港 No.1D-22185 拡大
05.2.15 波崎新港 No.1D-6469 06.02.18 銚子港 No.1D-23073 拡大
第4回夏羽

茶斑が消えて頭部が白っぽくなってきます。成鳥夏羽に似ていますが、嘴の黄色の冴えが無く、先端に小さくなった黒斑がまだ残っています。
05.03.27 銚子港 No.1D-09068
第4回夏羽?    

この個体、嘴の赤班が目立ち成鳥のように見えますが尾羽に褐色部が見られ4回または3回と思えます。

拡大 特大 1600×1100
No.170704-7D-03669
05.5.14 波崎新港 No.1D-11333 05.7.19 銚子港 No.1D-11889
06.08.26 銚子港 No.SP-03495 拡大 05.08.14 外川漁港 1D-12268 拡大
特 徴 幼羽〜第1回夏羽
第2回冬羽〜夏羽 成鳥冬羽〜夏羽
雑 種