オオセグロカモメ第2回の個体になると、肩羽に成鳥の様な濃いグレーの羽が出てきて、真っ黒だった目も虹彩が徐々に薄くなってきて、嘴も基部がピンク色に変わってきます。
第2回冬羽に移行中

白く擦れた体色が、コントラストの少ない茶褐色になってきています。虹彩もよく見ると白っぽく変わってきていますが、この個体の肩羽のグレーはこれからのようです。

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06.08.26 銚子港 No.1D-31345
第2回冬羽に移行中

この個体は、肩羽のグレーや虹彩の色は変わってきていますが、体色がかなり白っぽいままで、個体により体色の変化にバラツキが大きく感じます。

05 9.22 銚子港 No.1D-12536
第2回冬羽

この時期になると、頭部の茶斑も濃くなりオオセグロカモメの第2回冬羽の特徴がはっきりしてきます。

05.10.07 波崎新港 No.1D-13040
06.10.13 銚子港 No.30D-04863 拡大 05.12. 4 外川港 No.1D-15465
06.01.01 銚子港 No.1D-18743 拡大 06.01.01 銚子港 No.1D-18770 拡大
05.02.06 銚子港 No.1D-15809 05.02.18 銚子港 No.1D-23088 拡大
オオセグロカモメの顔の特徴は、冬羽の若鳥では頭部の茶斑が写真のように濃いめに現れ、特に目の周りに茶斑が集中します。虹彩の色が段々と黄白に変わってくるとだんだん特徴的な悪人顔になってきます。

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05.02.18 銚子港 No.1D-23374
第2回冬羽から夏羽 
左の個体は変わった座り方で不思議な行動でしばらく泣き続けていました。
No.090321-50D-01338 拡大 No.090321-774-P60-04603 拡大
第2回夏羽?

頭部を見ると嘴は黄色く冴えが強く成鳥の夏羽のようですが、体色はまだ褐色味で背に濃いグレーが少し現れています。

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特大 1600×1100
No.170407-7D-00085
第2回 夏羽

3月末頃から体色が退色や摩耗で白っぽくなり、特に頭部の茶斑が消え夏羽の姿になってきます。

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05.05.14 銚子港 No.1D-21381
05.07.19 銚子港 No.1D-21859 拡大 05.07.19 銚子港 No.1D-21848 拡大
第2回夏羽から第3回冬羽に移行

8月頃から退色や摩耗で薄くなった初列風切に成鳥のように黒く先に白斑のある新羽が見えてき始め、徐々に第3回冬羽に変わっていきます。

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05.08.14 外川港 1D-22290 
特 徴 幼羽〜第1回夏羽
第3,4回冬羽〜夏羽 成鳥冬羽〜夏羽
雑 種