カモメ Kamchatka Gull 成鳥は、足と嘴が黄色くなり、嘴には薄い黒斑が残る個体があります。第3回では嘴の黒斑がやや目に付きますが成鳥との区別は難しく思います。
初列風切には大小の白斑が目立ちます。
冬羽は頭部に茶斑が
現れ、夏の頭部は白くなります。
成鳥冬羽

前回は1Wだけでしたが今回は成鳥もやって来ていました。

拡大 特大 1600×1100
No.161126-7D-66495
成鳥冬羽 

まだ11月ですがカモメがちょこちょこ目立ちました。

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No.151121-7D-42360
成鳥冬羽   カモメの成鳥は数が多く見られました。多くのカモメが港を離れた日にも港内で風に向かって波間を歩くような姿が多く見られました。
No.161210-7D-68194 特大 拡大 No.161210-7D-68337 特大 拡大
成鳥冬羽

茶班が濃く特に頭部縦班のコントラストが高く目立ち、初列風切P8のグレータングは目立たずに黒色部が多く目立ち代表的な亜種カムチャッカと思えますが、同一個体で識別用の撮影はなかなか難しいが、今回珍しく成功した気がします。

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特大 1600×1100
No.161224-7D-70191
No.161224-7D-70197 特大 No.161224-7D-70224 特大 No.161224-7D-70243 特大
成鳥冬羽

上の代表的な亜種カムチャッカと比べると嘴は小さく頭部のコントラストは低くソフトに感じグレーはやや薄く思えますが、初列パターンは確認出来ませんでした。

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特大 1600×1100
No.161223-7D-69931
飛翔するカモメ
嘴に黒斑が幾分残っていますが、初列の白い点は大きくハッキリしています。
第3回か?成鳥かは?です。
04.12.26 銚子港 No.1D-4720
04.12.26 銚子港 No.1D-4743
成鳥冬羽

浮いている姿は多くのウミネコの中でもタダカモメは尾を上に上げた状態が多く、遠目にも判断しやすい浮かび方をしています。

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No.091230-774-S90-02503
成鳥冬羽

この個体は、頭部の茶斑が濃いめに出ています。嘴には少し黒斑が残っていますので第3回の可能性もあります。
06.1.4 波崎港 No.1D-19070
成鳥冬羽

この個体は、頭部の茶斑が濃いめにでていました。
銚子では珍しい雪の積もった日でした。
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06.01.07 銚子港 No.1D-20133
成鳥冬羽

嘴と足は黄色、背のグレーはセグロカモメと同じくらいです。
眼は暗色ですが黒ではなく、よく見るとちょっときつめです。
05.1.9 銚子港 No.1D-4427
No.090117-774-W30-03898 拡大 No.090117-774-W30-03883 拡大
成鳥冬羽

2月になると同じ中型カモメのウミネコは頭部が白くなり夏羽に変わってきていますが、カモメはまだ頭部の濃いめの斑が目立っています。

拡大 銚子漁港
No.080202-774-S80-13606
No.080202-774-S80-13520 拡大 No.080202-774-S80-13495 拡大
成鳥冬羽 銚子漁港

カモメはまだ頭部の斑が多く残っています。
下の飛翔写真 右の個体は初列風切の黒色部が多く標準的ですが、左の個体は亜種 brachyrhynchus のようにP8、P7の白色部が多く見られます。カムチャッカタイプのバラツキの範囲内か気になるところです。

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No.080216-774-S80-13933
No.080216-30D-12581 拡大 No.080216-30D-12837 拡大
成鳥冬羽    この個体初列風切P8のグレータングが幾分多く目立ちましたが他の特徴は普通のカムチャッカの範疇に見えます。
No.170311-7D-92970 特大 拡大 No.170311-7D-92991 特大 拡大
成鳥冬羽
04.3.13 銚子港 No.3948
成鳥冬羽  この個体グレーがやや薄く、また初列の黒色部が少なくP8までグレータグが伸びてきていますが、P9にはグレーが少なく、頭部の班直線的でコカモメのパターンとやや異なりますが、通常のカムチャッカとも異なり興味深い個体です。
No.150314-7D-37105 拡大 No.150314-7D-37070 拡大
カモメ 成鳥冬羽   

この個体初列風切P8に先端の白班とグレータングの間に単独の珍しい白班が見られます。
他の特徴は普通のカムチャッカの範疇に見えます。

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特大 1600×1100
No.170323-7D-96059
成鳥冬羽から夏羽

タダカモメもあちこちで見られました。
4月に入り一部の個体は体色がピンク味になっている個体も見られました。

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06.04.07 波崎新港 No.1D-28497
成鳥冬羽から夏羽 成鳥夏羽
05.4.8 波崎港 No.1D-10114 05.4.8 波崎港 No.1D-10022
成鳥夏羽 ピンク色の個体
移動直前の4月の末頃になると、頭部から足下にかけてピンク色を帯びた個体が希に見られます。ほとんどが薄いピンク色で解りにくいですが、この個体はハッキリ見えていました。
05.4.23 銚子港 No.10763 05.4.23 銚子港 No.10778
部分白化個体 成鳥冬羽

飛翔時に翼に違和感を感じて撮影しましたが、初列大雨覆(左右共)と背の一部が白くなっています。

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No.130216-7D-07706
第3回冬羽 

カモメは少数の若が入って来ています。
この個体、嘴が小振りで頭部から胸にかけての茶班がソフトな感じでコカモメを想像しますが初列パターンは確認出来ませんでした。

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No.141207-80HD-S120-41911
第3回冬羽

この個体、足の色が青灰色に見え、夏に向けて黄色くなる成長過程と思えます。

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No.140324-7D-23176
幼羽〜第1回夏羽のページ 第2回冬羽〜夏羽のページ
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