No.21-03 作成 2021.01.13
探 鳥 日
 2020年12月20日(日)〜26日(土)
場 所  銚子漁港/波崎新港
水 揚 げ  12/22 サバ、12/24 サバ、12/25 サバ(波崎)
主な鳥種 カナダカモメ(0)、アメリカセグロカモメ(2)、シロカモメ(1)、ワシカモメ(1)、ミツユビカモメ(0)、セグロカモメ(○)、オオセグロカモメ(△)、ウミネコ(△)、カモメ(△)、ユリカモメ(○)、タイミルセグロカモメ(○)、ホイグリンカモメ(0)、バードウオチャー(4+23+4+1+2+3+9)
ま と め   今回の銚子は12月末になりカモメの数が多くなり種類も増えてくる時期で、多くのカモメを期待して出かけました。
この秋のサンマは記録的不漁でしたが12月に入りサバが大漁に揚がり銚子漁港が今年も10年連続で水揚げ日本一がニュースで伝えられましたが、港内のカモメの数は近年より3〜5割減少してるように感じます。
まだ繁殖地から南下してくるウミネコの大量の成鳥もまだ到着しておらず移動が遅れている傾向が見られます。
ただカモメの成鳥やワシ1Wも見られ始め、幸運にもアメリカセグロカモメが2個体見られましたが、期待していたカナダカモメやミツユビカモメが12月になって見られないのは残念でした。
No.18
ユリカモメ 成鳥冬羽  

今シーズンも銚子漁港にすっかり定着したユリカモメ。

特大 1600×1100
No.201224-7D-89487
ユリカモメ 第2回冬羽  

この個体の足と嘴がオレンジ色味になっています。
実物は第1回のようにかなり黄色く見えていましたが写真で見たら中間的な感じに見えます。

特大 1600×1100
No.201224-7D-89490
ユリカモメ 第1回冬羽  

この個体の頭部にハッキリした2箇所の黒班がかわいらしく見えます。

特大 1600×1100
No.201224-7D-89603
カモメ 成鳥冬羽  

カモメ成鳥が今週初めて少数が到着しました。

特大 1600×1100
No.201222-S120-35404
カモメ 第2回冬羽  

カモメ第2回はまだ少数ですが見られました。

特大 1600×1100
No.201221-S120-35275
アメリカセグロカモメ A 第11回冬羽 通称:目にごり君   前回に続いて確認しました。前回目立っていた初列風切P10の旧羽は脱落し、現在はP9の新羽が伸長中です。
No.201222-7D-89190 1600×1100 No.201222-7D-89197 1600×1100
No.201222-7D-89204 特大 No.201222-7D-89206 特大 No.201222-7D-89216 特大
アメリカセグロカモメ B 成鳥冬羽   セグロカモメの中に体格がやや小型で、背のグレーがカナダカモメのようにやや薄く青味があり、虹彩は明色で黄味の個体が目立ちました。また頭部の茶班は濃いめで若い成鳥個体のように感じます。
No.201226-S120-35715 1600×1100 No.201226-S120-35760 1600×1100
セグロカモメ 成鳥冬羽   この時期セグロカモメは初列風切の旧羽は抜けP10の新羽が伸長中の個体が多く目立ち来月くらいが換羽完了で綺麗に見える時期になります。
No.201224-7D-89453 1600×1100 No.201221-7D-89023 1600×1100
セグロカモメ 成鳥冬羽   この個体、上嘴が変形しています。生まれつきなのか事故なのかわかりませんが、上嘴の元側が大きくえぐれて嘴が折れそうに見えます。以前穴の空いた個体を見かけましたが稀に嘴が変形した個体が見られます。
No.201225-7D-89755 1600×1100 No.201225-7D-89762 1600×1100
セグロカモメ 第4回冬羽

茶班のかわいらしいセグロカモメです。初列先端の白班が小さく、嘴に残る小さな黒班が目立ちます。

特大 1600×1100
No.201223-7D-89418
タイミルセグロカモメ 成鳥冬羽   足に黄味のあるタイミルセグロカモメをちょこちょこ見かけますが、ほとんどが左のように初列風切に旧羽が残り換羽時期が遅い傾向ですが、右の個体は普通のセグロカモメのように新羽が伸びてきている個体も見られました。
No.201222-7D-89246 1600×1100 No.201222-7D-89252 1600×1100
モンゴルセグロカモメ候補 成鳥夏羽   体色の白さが極めて目立ちましたが、体格がやや小型でモンゴルセグロカモメのイメージとちょっと違う様にも感じ雌個体ならとも感じましたが初列パターンなど詳細は確認出来ませんでした。
No.201226-S120-35830 1600×1100 No.201226-S120-35841 1600×1100
モンゴルセグロカモメ 第3回冬羽 

昨シーズンの第2回が第3回になって見られました。
頭部から胸の白さと嘴の黒班が目立ちました

昨シーズンの第2回 20.2.15
特大 1600×1100
No.201222-7D-89240
No.201222-7D-89119 1600×1100 No.201222-7D-89132 1600×1100
No.201222-7D-89138 特大 No.201222-7D-89127 特大 No.201222-7D-89140 特大
大型不明カモメ 第1回冬羽

第一印象はかわいらしい顔つきでカナダカモメかと思った個体です。
よそ見している間に飛んでしまい翼パターンを確認出来ませんでした。

特大 1600×1100
No.201226-7D-89936
タイミルセグロカモメ候補 第1回冬羽

暗褐色の体色が目立った個体で、左は特に大雨覆が濃さが目立ち不思議な雰囲気、左下はモンゴルのような背の錨模様のような感じが目立ちました。

特大 1600×1100
No.201224-7D-89461
No.201224-7D-89680 1600×1100 No.201221-7D-89093 1600×1100
セグロカモメ 第1回冬羽

港内は相変わらず釣り人が多く、ルアーの犠牲になるカモメが毎回目に付きます。

特大 1600×1100
No.201224-7D-89700
標識オオセグロカモメ 第1回冬羽   右足に金属リングで11A29670を装着しています。どこの繁殖地から来たか確認出来ました。  調査結果 2020.7.5 青森県むつ市 巣内雛に装着放鳥
No.201224-7D-89648 1600×1100 No.201224-7D-11A29670 1600×1100
ワシカモメ 第1回冬羽

今シーズン初めてのワシカモメ第1回、灰褐色の体色が目立ちました。

特大 1600×1100
No.201226-S120-35657
シロカモメ 第1回冬羽  まだあどけないシロカモメですが体格がやや大きいためか食べ物争いでは見た目より好戦的でした。
No.201224-7D-89508 1600×1100 No.201224-7D-89527 1600×1100
No.201224-7D-89564 特大 No.201224-7D-89578 特大 No.201224-7D-89585 特大
ウミネコ 第3回冬羽  

嘴と足の黄色が冴えている個体で、頭部の茶班が目立ち、グレーに褐色味があり、初列風切の先端の白班が無く第3回と感じます。

特大 1600×1100
No.201223-S120-35438
カモメ乱舞  水揚げが終了し漁船が岸壁を離れて周囲の人がいなくなるとカモメ達が一斉におこぼれめがけて我先にと競うようにやって来ますが、最近はこんなあたりまえだった景色が見られる機会が減ってきた。
カモメの乱舞動画 No.104539 HD動画 15秒 31M
No.201225-7D-89719 1600×1100 No.201223-aquos-0067 1600×1100
ミナミジサイチョウ  

銚子に向けて鎌ヶ谷市内を走行中に信号で停止してたら、横の草むらに見かけないでっかい鳥がいました。
南アフリカのミナミジサイチョウでした。

特大 1600×1100
No.201220-P1000-05822
オオバン  

面白い頭のオオバンです。

特大 1600×1100
No.201220-7D-88922
ハシビロガモ  

よく見ているわりに、あまり撮影していないのでたまには撮影してみた。

特大 1600×1100
No.201221-7D-88946
オナガガモ 

干潟でオナガガモを見たのは初めてかも。

特大 1600×1100
No.201221-7D-88968
ヒドリガモ  

ヒドリガモが近かった。
よくしゃべっているように鳴いている姿がかわいらしく見えました。

特大 1600×1100
No.201221-7D-88985
No.201221-7D-89000 特大 No.201221-7D-88973 特大 No.201221-7D-88993 特大
タヒバリ  

漁港横の草地にタヒバリの姿が見られました。

特大 1600×1100
No.201225-7D-89812
ダイセン  

漁港横の草地にダイセンの姿が見られました。

特大 1600×1100
No.201225-7D-89797
クロサギ  

干潟にたまにやって来るクロサギです。

特大 1600×1100
No.201225-7D-89834
スズメ  

銚子のスズメはサバを食す。

特大 1600×1100
No.201226-7D-89866
ジョウビタキ  

漁港周辺のジョウビタキです。

特大 1600×1100
No.201222-7D-89222
干潟の虹とカモメ
夕景のモアイ
No.201222-7D-89294 特大 1600×1100
No.201222-7D-89286 1600×1100
今回の観察・撮影機材
デジスコ: STM-80HD + 25-50XW + S120
デジ眼 : Canon EOS-7D TAMRON SP 150-600mm F5-6.3 Di VC USD G2
      EF 70-300mm F4.5-5.6 ISK
コンデジ: Nikon coolpix P1000
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