No.20-05 作成 2020.02.08
探 鳥 日
 2020年1月29日(水)〜2月5日(水)
場 所  銚子漁港・波崎新港
天 候  晴れ/曇り
主な鳥種 カナダカモメ(12)、アメリカセグロカモメ(3)、シロカモメ(20)、ワシカモメ(15)、ミツユビカモメ(10)、セグロカモメ(○)、オオセグロカモメ(△)、ウミネコ(○)、カモメ(△)、ユリカモメ(○)、タイミルセグロカモメ(○)、ホイグリンカモメ(0)、モンゴルセグロカモメ(1)、バードウオチャー(0+6+6+20+15+6+7+0)
ま と め  1月は到着が遅れていたお馴染みの個体が入りだしましたが、カモメの数が少ない状態が続いていましたので2月になり多くのカモメが港内に定着しているのを期待しての訪問でした。
1/27に水揚げがありましたがその後時化で水揚げがなく、2/2まではカモメの数が2月とは思えないくらい驚くほどの少ない状態でしたが、2/3にサバとイワシの水揚げがありカモメがある程度入ってきました。2/4には到着が遅れていた大量のウミネコの群れもやっと港内に入りました。
2/4には到着が遅れて一番期待していたカナダカモメの通称ご子を確認出来、アメリカセグロカモメ通称目にごり君の換羽遅れも近くで確認できました。
またとてもかわいらしい小型のシロカモメ(バロ)も観察できてて満足できる鳥見となりました。
No.18
カナダカモメの追加ページ  
ユリカモメ 成鳥冬羽  

港内にあいかわらずユリカモメの姿が多くみられます。
完全に港内に定着している様子です。

特大 1600×1100
No.200130-7D-70176
ユリカモメ 第1回冬羽  

この個体、尾羽が異常に摩耗しています。
どうしたんだろう?

特大 1600×1100
No.200131-7D-70632
ミツユビカモメ 成鳥冬羽   1月の南岸低気圧の通過以降に10個体程度が港内に留まっているようにみえます。
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No.200130-7D-70315 特大 No.200130-7D-70478 特大 No.200204-S120-29092 特大
ミツユビカモメ 第2回冬羽  

雨覆や初列風切などかなり摩耗が目立つ個体で老鳥かとも思いましたが、頭部の黒班が濃いめで若鳥の傾向もあり換羽時期の遅れている2W個体のようにも思えます。

No.27964 HD動画 12秒 12M
特大 1600×1100
No.200202-80HD-S120-27967
ミツユビカモメ 第1回冬羽  

白黒のコントラストの高い第1回はかっこいい。

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No.200129-7D-700030
No.200129-7D-70052 特大 No.200129-7D-70051 特大 No.200129-7D-70060 特大
カナダカモメA〜Lの追加ページに移動 

今シーズンもカナダカモメはおおよそ1.5ヶ月程度の到着遅れから始まり、2月に入りお馴染みの個体もほぼ入りましたが港内に定着している数が少ない印象で、特に水揚げのない日は見られないことも多くなりました。

個体の重複がいくらかあると思えます。
アメリカセグロカモメ 第10回冬羽 通称:目にごり君  やっとやや近くで観察することができました。昨年も換羽時期が遅れていましたが、今回も初列風切P10がまだ伸び切っておらず今年も換羽時期が遅れていました。ただ、あと少しで次回訪問時は伸びきった綺麗な姿が見られそうです。
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No.200203-7D-70235 特大 No.200203-7D-70338 特大 No.200203-7D-70237 特大
セグロカモメ 成鳥冬羽  

この個体、頭部が丸くもやもやした茶班でカナダカモメのようなかわいらしい個体です。

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No.200131-7D-70310
標識セグロカモメ 23 成鳥冬羽  

左足に白のカラーリングに23の番号があり、行徳の個体と思えます。

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No.200131-80HD-S120-27723
オオセグロカモメ 成鳥夏羽  

体色が真っ白ですっかり夏羽になったオオセグロ。

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No.200130-7D-70169
推定オオセグロカモメ雑種? 成鳥夏羽  

この個体、オオセグロにしては初列風切も含めてグレーが薄く、眼瞼のピンク色は濃く赤っぽくも見え雑種のような不思議な個体です。

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No.200131-7D-70508
通称:デカムリン 成鳥冬羽  

以前のデカムは俊敏に食べ物を捕えていましたが、近年は地面に降りて眺めてる姿をよく見かけるようになってきた。

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No.200205-7D-72170
大型不明カモメ 成鳥冬羽  

シロカモメの顔で初列風切がワシカモメのようなグレーになっておりワシロの雑種かとも感じます。
これで体格が小さかったらカムと間違えそうです。

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推定アメリカセグロカモメ 第3回冬羽  薄めのグレーに白っぽい虹彩が目立ちました。前にも見かけている気がする個体ですが近くでよく観察したい個体です。
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モンゴルセグロカモメ 第3回冬羽 

体色の白さが目立った個体で、後頸に茶班が少しあるのみで昨年の3Wにそっくりな個体です。

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シロカモメ 第3回冬羽 

体格が北海道でよく見かけるシロカモメのように大きく感じず、かといってバロのように小さくも感じない銚子でよく見るどちらともいえないタイプです。

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No.200203-7D-71021
シロカモメ 第3回冬羽 

そろそろシロカモメの3Wは白さが増してくる時期になりますが、この個体のように褐色味が多くまだ白さの冴えた個体を見かけません。

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シロセグロ雑種カモメ 第3回冬羽  グレーが薄く、シロカモメのような顔が目出立ちましたが、初列風切とテールバンドがかなり濃く大雨覆には少し暗色帯がみられます。ネルソンかな?
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小型シロカモメ barrovianus 第1回冬羽  

とっても小さな体格で頭が丸く、黒目がくっきり初列は長く、こんなかわいすぎるシロカモメは初めて見ました。

No.29177 HD動画 11秒 48M
特大 1600×1100
No.200129-80HD-S120-27558
No.200204-S120-29171 特大 No.200204-S120-29195 特大 No.200129-S120-27533 特大
タイミルセグロカモメ 第1回冬羽  暗褐色の体色が目立った個体で、やや小型でホイグリンかとも思いましたが大雨覆の暗色帯がなくタイミルの範疇かなと感じました。
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推定アメリカセグロカモメ 第1回冬羽  

Sさんに教えてもらった個体で、自分では確実にスルーしていました。いろんな方とカモメを見ると違う見方で大変参考になる。
Sさんありがとう。

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カモメ 成鳥冬羽 

カモメの成鳥もちょこちょこ見られるようになっています。

No.29087 HD動画 65秒 269M
特大 1600×1100
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ウミネコ 成鳥夏羽  青森などの繁殖地からの個体が少数が入っていましたが、2/4に遅れていたウミネコの大量の群がようやく港内に入ってきました。休息場所だった干潟付近の空き地が使えないので港内に定着してくれるか気になるところです。
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ウミネコ 第3回冬羽 

頭部が丸っこくかわいく見えた個体ですが、見直すと普通のウミネコ3Wでした。

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クロガモ 雌/雄  今回も港内にクロガモの姿が多くみられました。
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アカエリカイツブリ 

クロガモに続いてアカエリカイツブリもちょこちょこ見られるようになってきました。

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ビロードキンクロ 

ビロキンの前に何か出てきた。

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シノリガモ

シノリガモのバタバタ

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ウミウ 

今回はウミウが近くで休んでいました。

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カワウ  カワウがエイを捕えて食べる港内ではよく見るシーンですが、この3カットをTwitterに掲載したところリツイートが1.5万、いいねが4.9万もあり思わぬ反響に驚きで、極端な異常拡散に不安も感じました。
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No.200131-7D-70515
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No.200131-7D-70512 特大 1600×1100 No.200131-7D-70524
イソヒヨドリ 

イソヒヨドリ雌が目の前にやって来ました。
雄の求愛のさえずりも聞こえてきました。

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銚子第2漁港の夕日 

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カナダカモメの追加ページ  
今回の観察・撮影機材
デジスコ: STM-80HD + 25-50XW + S120
デジ眼 : Canon EOS-7D TAMRON SP 150-600mm F5-6.3 Di VC USD G2
      EF 70-300mm F4.5-5.6 ISK
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