No.17-10 作成 2017.03.02
探 鳥 日
 2017年2月17日(金)〜25日(土)
場 所  銚子漁港、波崎新港
天 候  晴れ/曇り 2/17春一番、2/20春2番雨強風、2/23春3番雨強風
主な鳥種 ミツユビカモメ(△)、カムリアンアイスランドカモメ(1)、アメリカセグロカモメ(1)、カナダカモメ(24)、セグロカモメ(○)、オオセグロカモメ(○)、タイミルセグロカモメ(△)、ホイグリンカモメ(0?)、シロカモメ(△)、ワシカモメ(△)、ウミネコ(○)、カモメ(○)、ユリカモメ(○)、バードウオチャー(2+15+20+30+20+20+3+15+15)
ま と め  今回の銚子は2月後半のシーズン最盛期で何が出るか楽しみに出かけました。
今回は春一番から連続的に低気圧が通過し南風が強く吹き荒れ、この風でウミツバメなどを期待しましたが変わった物は出ませんでしたが、30程のミツユビカモメが強風のためか港内で多く見られ久々に飛び交う姿やプカプカ海面を泳ぎ回る姿や堤防の車止めで休む姿めで見る事が出来ました。
20日と23日は雨天の水揚げの中、いままでは直ぐに飛び去ってしまったカムリアン3号が雨のためかゆっくり見られ、オオセグロカモメとセグロカモメの異種間での求愛行動のような行動を初めて観察しました。シロカモメ系の小型の悩ましい雑種が目立ち近年特に雑種化が進んでいるのを実感しました。
ミツユビカモメ 成鳥冬羽

春一番の強風から多くのミツユビカモメが港内で見られるようになりました。
キーキー・プープーと鳴きながら飛び交って海面の食べ物を探していたり、海面をゆっくり移動しながら浮遊物を探したり、堤防の車止めで休んだりと様々な姿が見られました。

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特大 1600×1100
No.170218-7D-83547
No.170218-7D-84223 特大 No.170218-7D-84180 特大 No.170219-7D-84304 特大
No.170222-7D-86206 特大 No.170222-7D-86256 特大 No.170222-7D-86219 特大
No.170222-7D-86290 特大 No.170219-7D-84289 特大 No.170224-7D-88149 特大
No.170217-7D-83244 特大 No.170224-7D-88133 特大 No.170224-7D-88106 特大
No.170224-7D-88161 特大 No.170224-7D-88152 特大 No.170224-7D-88168 特大
ミツユビカモメ 成鳥冬羽

ミツユビカモメの数が増えてきても港内に入ってくる個体は老鳥や負傷したり、写真のように尾羽を全て失った個体など何か訳ありの個体が多く、残念ながら落命する個体も見られました。

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特大 1600×1100
No.170220-7D-85169
No.170221-7D-85984 特大 拡大 No.170219-7D-84298 特大 拡大
ミツユビカモメ 第1回冬羽   M字班の特徴的な第1回も複数個体が見られました。
No.170222-7D-86364 特大 拡大 No.170219-7D-84433 特大 拡大
No.170218-7D-84151 特大 No.170218-7D-84159 特大 No.170222-7D-86373 特大
アメリカセグロカモメ 成鳥冬羽(第7回) いつものアメリカセグロカモメで今回も度々姿を現してくれました。嘴の黒班が右側から見ると少なく、左から見るとやや多く左右非対称になっていました。
No.170219-7D-84905 特大 拡大 No.170218-7D-83961 特大 拡大
No.170223-7D-87304 特大 No.170219-7D-84629 特大 No.170222-7D-86724 特大
カムリアンアイスランドカモメ 通称3号 成鳥冬羽(第9回冬羽)    これまでの水揚げ時には直ぐに飛び立ってゆっくり観察する機会が得られませんでしたが、今回は雨天のため遠目に水揚げの様子を伺う姿を幸運にもゆっくり観察出来ました。
No.170223-7D-87040 特大 拡大 No.170223-7D-87056 特大 拡大
No.170223-7D-86880 特大 No.170223-7D-87052 特大 No.170223-7D-87079 特大
No.170223-7D-86873 特大 No.170223-7D-86835 特大 No.170220-7D-85546 特大
カナダカモメ 成鳥冬羽 A

いつもの干潟好きの個体ですが、今回は風雨を避けた空き地の水たまりで水浴びをする姿が見られました。

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特大 1600×1100
No.170218-7D-83974
No.170217-7D-83120 特大 No.170223-7D-87275 特大 No.170218-7D-83972 特大
カナダカモメ 成鳥冬羽 B 
通称ご子(第12回冬羽)

今回もいろんな場所で”ご子”の姿が度々見られました。

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特大 1600×1100
No.170223-7D-87513
No.170223-7D-87410 特大 No.170219-7D-84861 特大 No.170218-7D-83612 特大
No.170223-7D-87500 特大 No.170222-7D-86608 特大 No.170223-7D-87603 特大
カナダカモメ 成鳥冬羽 C

初列風切のパターンがカムリアン的な個体です。
食べ物を探すときは暫く翼を広げて他のカモメが近づかないようなポーズをしていました。

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特大 1600×1100
No.170218-7D-83712
No.170223-7D-87379 特大 No.170218-7D-83757 特大 No.170218-7D-84077 特大
カナダカモメ 成鳥冬羽 D   初列風切の黒が濃く目立ちちょっと悩ましい感じの個体です。
No.170220-7D-85035 特大 拡大 No.170220-7D-85069 特大 拡大
カナダカモメ? 成鳥冬羽 E   頭部が白っぽくカムリアン寄りの初列パターンですが嘴が大きく見えシロセグロ雑種か悩ましい感じはありますが眼瞼がピンクなのでシロセグロではなさそうです。
No.170220-7D-85568 特大 拡大 No.170220-7D-85522 特大 拡大
カナダカモメ 成鳥冬羽 F   前回も確認しているカムリアン寄りの初列パターンの個体で左翼P7が抜けていると思っていましたが、今回途中から折れているのが確認出来ました。
No.170220-7D-85253 特大 拡大 No.170220-7D-85312 特大 拡大
カナダカモメ? 成鳥冬羽 G   この個体上の個体と同様に次列風切がかなり磨耗しています。またこの個体初列風切の先端の白班が小さめで黒色部がやや多めに感じ雑種なのか悩ましい個体です。
No.170220-7D-85392 特大 拡大 No.170220-7D-85400 特大 拡大
カナダカモメ 成鳥冬羽 H   この個体小型でカナダカモメらしい姿で胸のもやもや茶班がかわいらしい個体です。
No.170220-7D-85673 特大 拡大 No.170220-7D-85679 特大 拡大
カナダカモメ 成鳥冬羽 I

小型の個体で頭部の白さが目立ちました。

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特大 1600×1100
No.170221-7D-85948
カナダカモメ 成鳥冬羽 J   初列風切の黒が薄く見えパターンはカムリアン的な個体です。
No.170221-7D-86035 特大 拡大 No.170221-7D-86011 特大 拡大
カナダカモメ 成鳥冬羽 K   頭部の薄いもやもや茶班に黄色味の嘴が目立つ個体です
No.170221-7D-86140 特大 拡大 No.170221-7D-86169 特大 拡大
カナダカモメ 成鳥冬羽 L   カナダカモメらしいスタイルと初列パターンの個体です
No.170223-7D-87673 特大 拡大 No.170223-7D-87696 特大 拡大
カナダカモメ 成鳥冬羽 M

小型で初列風切の先端の白班が大きく目立ちます。

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特大 1600×1100
No.170225-7D-88414
カナダカモメ 成鳥冬羽 N

小型でカナダカモメらしいスタイルの個体です。

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特大 1600×1100
No.170222-80HD-S120-87618
カナダカモメ? 成鳥冬羽 O

カナダカモメにしてはやや大きめで初列風切の黒が薄く目立ちました。

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特大 1600×1100
No.170224-80HD-S120-87695
カナダカモメ 第4回冬羽 P   カナダカモメらしい小型の体形で成鳥に似ていますが、初列風切の黒は褐色味を帯びミラーや先端の白班は小さくまだ未完成で、嘴には黒班が残ります。
No.170225-7D-88304 特大 拡大 No.170225-7D-88339 特大 拡大
カナダカモメ 第3回冬羽 Q 通称バニラ   第1回の時からよく観察していた個体で、茶班が薄く丸い頭部が特徴的でしたが3回になった今でも面影が残ります。
No.170220-7D-85833 特大 拡大 No.170220-7D-85710 特大 拡大
No.170220-7D-85762 特大 No.170220-7D-85734 特大 No.170222-7D-86553 特大
カナダカモメ 第3回冬羽 R   小型でカナダカモメらしいスタイルで胸の茶班が腹部まで広がっています。
No.170219-80HD-S120-87377 特大 拡大 No.170219-80HD-S120-87365 特大 拡大
カナダカモメ 第2回冬羽 S

今シーズンよく見かける個体です。

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特大 1600×1100
No.170218-7D-83988
カナダカモメ? 第2回冬羽 T

現場ではグレーの少ない小型の第2回と思っていましたが、見直すと第1回のようなわかりにくい個体です。

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No.170220-7D-85630
カナダカモメ 第1回冬羽 U

今シーズンよく現れる個体で、嘴のピンク色と黒色部が半々でやや初列風切の突き出しが短めに見えます。

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No.170222-7D-86578
No.170219-7D-84372 特大 No.170221-7D-86104 特大 No.170223-7D-87822 特大
カナダカモメ 第1回冬羽 V   嘴はまだ黒く、褐色の体色も濃いめの個体です。
No.170223-7D-86794 特大 拡大 No.170218-7D-83873 特大 拡大
カナダカモメ 第1回冬羽 W

嘴の黒が多いやや大きめの個体です。

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No.170223-7D-87157
カナダカモメ 第1回冬羽 X

カナダカモメの中でもかなり小さい個体です。まだ営巣中のヒナのように周りを気にしながら食べ物を探していました。

No.87958 HD動画 43秒 243M
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No.170224-7D-87934
No.170224-7D-87907 特大 No.170224-7D-87985 特大 No.170224-7D-87899 特大
No.170224-7D-88006 特大 No.170224-7D-87930 特大 No.170224-7D-87969 特大
モンゴルセグロカモメ 成鳥夏羽   白っぽい体色にやや薄目に見えるグレーが目立ちました。初列風切はやや長めで黒が多く感じ足はやや長めで薄い灰色味を帯び嘴には小さな黒班が見られます。
No.170220-7D-85352 特大 拡大 No.170220-7D-85357 特大 拡大
小型シロカモメ 成鳥冬羽 通称デカムリン

今シーズンは姿をよくみかける気がします。
改めて小さいなと感じます。
体が小さいから特に頭が大きく感じます。

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No.170220-7D-85012
シロカモメ 成鳥冬羽

この個体は大型のシロカモメで北海道では普通のシロカモメですが、銚子では小型のシロカモメが目立ち少数派です。
こちらは上の個体に比べ体が大きいため頭が小さく見えます。

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No.170220-7D-84964
シロセグロ雑種 成鳥冬羽

背のグレーが薄く、初列風切は黒に白ムラがあるように見え、この個体の眼瞼はオレンジ色に見えます。

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No.170223-7D-86812
ワシカモメ 成鳥夏羽

よく見るワシカモメですが、いつのまにか頭部が真っ白の夏羽の姿に変わっていました。

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No.170222-7D-86384
タイミルセグロカモメ? 成鳥冬羽

タイミルセグロカモメにしては背のグレーがウミネコのようにかなり濃いめです。

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特大 1600×1100
No.170223-7D-87140
オオセグロカモメ? 成鳥冬羽

この個体、足がやや黄味を帯びています。背のグレーは濃く眼瞼はピンク色なのでオオセグロカモメの範疇に感じますが何か違和感を感じる個体です。

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No.170222-7D-86179
オオセグロカモメとセグロカモメの求愛行動

オオセグロカモメとセグロカモメが求愛行動のような草引きやヘッドトッシングに座り込みなどの行動をしています。
異種間でも求愛はあると実感しました。

No.87607 MP4 HD動画 120秒 115M
No.87608 MP4 HD動画 90秒 87M
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No.170222-80HD-S120-87598
セグロカモメ 第3回冬羽

このセグロカモメの茶班が胸にエプロンを付けているみたいでかわいかった。

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No.170223-7D-87370
大型不明カモメ 第1回冬羽

シロ系の雑種のようにも感じますが、小型で初列風切が長く見えます。
こんなカムリアン的な個体は悩ましい。

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No.170223-7D-87184
ワシロ雑種 第1回冬羽

小型ワシカモメと小型シロカモメの雑種でしょうか体色が薄くべたっとした中間的なかわいらしい個体です。

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No.170223-7D-87403
半蹼型ウミネコ(ハンボクガタ)成鳥夏羽

2014年に確認して以来度々確認していますが今シーズンも2度目の確認が出来ました。
カモメ類の水かきは第2趾,第3趾,第4趾の間に蹼膜(ボクマク)が張った蹼足の標準蹼型ですが、この個体の水かきは、驚いた事に両足共にコサギなどと同じ蹼膜が趾の半分以下の半蹼型になっています。

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No.170222-7D-86132
参考写真

半蹼型オオセグロカモメ 成鳥冬羽

オオセグロカモメ半蹼型もこの写真で初めて確認しこれで上のウミネコに続いて2例目の確認です。


極めて貴重な写真をご厚意で提供頂きました。
山形県酒田市にて、oomori 様撮影

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No.170213-HANNBOKU
赤い標識を付けたカモメ   オオセグロカモメの右足、ウミネコの両足に赤い標識の様な物が装着されています。標識に識別番号や金属環は無く材質は不明です。こんな意味不明の標識はどうして装着されたんだろうか?
No.170224-7D-88181 特大 拡大 No.170218-7D-83475 特大 拡大
今回の観察・撮影機材
デジスコ: STM-80HD + 25-50XW + S120
デジ眼 : Canon EOS-7D TAMRON SP 150-600mm F5-6.3 Di VC USD G2
      EF 70-300mm F4.5-5.6 DO IS
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