1-1. TSN-604EDの撮影画角変化( E7900 )
ここでは、コーワ TSN-604ED の撮影画角と描写性能を接眼レンズを変えてテストしてみました。
コーワ TSN-604ED

対物レンズの口径がEDレンズで60mmの長さ300mm、重さ730g小型軽量のフィールドスコープです。
ちょっと出かけたり、電車やバスで移動する場合に重宝しています。

撮影方法と表示画像について

被写体は高さ11cmのぬいぐるみのフクロウ君になってもらい、距離15mの位置で撮影しています。
カメラは Nikon COOLPIX E-7900 を使用して、ワイド端・中間・テレ端とで撮影しています。
表示画像は、ノートリミングの状態で撮影画角を確認できます。各々の画像をクリックすると中心部の拡大画像が表示できます。拡大画像は1/2にリサイズした画像の中心部を600×450ピクセルに切り出し、一定のシャープ処理をしています。

TSE-14WD 新タイプ (30倍) TSN-604ED+14WD+P1+Oリング3mm+FSB-1A+E7900
ワイド端 7.8mm 中間 14.9mm テレ端 23.4mm
合成焦点距離 1140mm 合成焦点距離 3420mm
TSE-14W 旧タイプ (30倍)  TSN-604ED+14W+P1+FSB-1A+E7900
ワイド端 7.8mm 中間 14.9mm テレ端 23.4mm
合成焦点距離 1140mm 合成焦点距離 3420mm
Nikon 24xDS (24倍) TSN-604ED+NKAアダプター+24xDS+FSB-1A+E7900 
ワイド端 7.8mm 中間 14.9mm テレ端 23.4mm
合成焦点距離 912mm 合成焦点距離 2736mm
Nikon 40xDS (40倍) TSN-604ED+NKAアダプター+40xDS+FSB-1A+E7900
ワイド端 7.8mm 中間 14.9mm テレ端 23.4mm
合成焦点距離 1520mm 合成焦点距離 4560mm
NKAアダプター

コーワやライカスコープにニコンDS接眼レンズを使用する場合、デジスコドットコム製NKAアダプターとKOWA変換リングが必要で、約100m以上ではピントが合わなくなります。

1-2. TSN-4Nの撮影画角変化( E7900 )
引退したコーワ TSN-4N の撮影画角と描写性能を接眼レンズを変えてテストしてみました。
コーワ TSN-4N

対物レンズの口径が77mmのフローライトレンズが特徴です。
824の登場で現役を引退しましたが、フローライトの威力はまだまだ健在です。

TSE-14WD 新タイプ (30倍) TSN-604ED+14WD+P1+Oリング3mm+FSB-1A+E7900
ワイド端 7.8mm 中間 14.9mm テレ端 23.4mm
合成焦点距離 1140mm 合成焦点距離 3420mm
TSE-14W 旧タイプ (30倍)  TSN-604ED+14W+P1+FSB-1A+E7900
ワイド端 7.8mm 中間 14.9mm テレ端 23.4mm
合成焦点距離 1140mm 合成焦点距離 3420mm
参考資料 デジタル一眼 Canon EOS 1D-mk2
EF500mmF4.5 EF500mmF4.5+1.4X EF500mmF4.5+2X
合成焦点距離 650mm 合成焦点距離 910mm 合成焦点距離 1300mm
Leica APO-TELEVID 77 のページ