12年度シーズンのミツユビカモメ 銚子漁港
 12年度シーズンの銚子漁港でのミツユビカモメをまとめてみました。今シーズンはどんな個体と出会えるか楽しみです。
成長冬羽 シーズン初認

銚子でのミツユビカモメの初認標準日は11/3の文化の日で今年もほぼ例年通りです。

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成鳥冬羽

自転車での帰り道に居てくれました。しかも2個体です。
左の個体はかわいらしいし、右の個体はお馴染みの個体です。
珍しく歩道の通行人も無く、近くでゆっくり2個体を観察でき、キキッ、キキッとかわいらしい声も聞けました。

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成鳥冬羽

右足の水かきのない特徴的な個体で銚子漁港の常連個体です。過去の観察記録は次の通りです。

06.02.18
04.11.20

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No.111217-S95-08658 拡大 No.111217-S95-08669 拡大 No.111217-S95-08615 拡大
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第2回または成鳥冬羽

久しぶりに第三漁港で食べ物を探して飛び回る姿が見られました。
この個体、微かにM字班の名残が見られますので第2回か若い成鳥のように思えます。

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若い成鳥冬羽

銚子に入るミツユビカモメの中で頭部の黒班がはっきりと目立つタイプと黒が少なく薄めのグレーのタイプがありますが、成鳥でも若い個体は写真のように黒班が目立つ傾向があると思えます。

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成鳥冬羽(老鳥) この個体は、1月だというのに頭部が夏羽のように白っぽく、黒班はごくわずかで驚かされました。雨覆は磨耗が目立ち、初列には旧羽も残っています。昨年の標識調査の結果から、このような磨耗の個体が老鳥の特徴と判断でき、頭部も若鳥のような目立った喚羽ではなく一部が黒っぽくなる程度も老鳥の特徴と思えます。
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成鳥冬羽(老鳥)

この個体は、雨覆の磨耗や初列は旧羽もあり老鳥と思えます。

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成鳥冬羽

この個体は、胸が変に盛り上がっています。
大きな魚を飲み込んだ後に胸が盛り上がることはありますが、ちょっと違うような感じで、港に入るミツユビカモメは何らかの問題で沖の仲間と別行動をしているのかもしれません。

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第1回冬羽

久々に第1回の姿が見られました。この個体の腹部には怪我をしたのだろうか羽の無い部分が目立ちますが、元気に育ってほしいものです。夕方になって近くに止まってくれました。

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成鳥冬羽 夕方に近くに止まってくれました。飛び立ってもまた戻ってきたり、キキッと鳴き声も聞けて久々にかわいらしい姿を近くでゆっくり観察できました。
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成鳥冬羽

今日のミツユビは奥の水たまりで珍しくウミネコの集団の中で休んでいました。
胸が大きく膨らんでいますので食後の休憩のようです。

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成鳥冬羽

今日のミツユビカモメは、座っている個体を撮影中にファインダーにもう1羽が突然飛び込んできました。嬉しいハプニングで、かわいらしい姿を近くでゆっくり観察できました。
天候不順で沖があれると沖の集団が避難してくることが希にありますが今日程度の雨では集団は見られませんでした。

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第1回冬羽   最近よく見かける腹部に怪我をしている第1回で、今日は漁港奥の干潟でウミネコの集団からちょっと離れた場所で羽繕いをしながら休んでいました。
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成鳥冬羽 今日のミツユビカモメは、先週の個体をはじめ水たまりで水浴びをする姿や港内をぷかぷかしてる姿などいろんな姿が見られましたが、いつもの第1回の姿は見かけませんでした。
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成鳥冬羽

今日のミツユビカモメは、千人塚前で姿を間近で見られました。
綺麗でかわいらしい個体です。

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成鳥冬羽

上の個体を見ていたらすぐ横にやって来ました。
頭部の黒班は薄目でぼやけたグレーが特徴的な個体です。

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第1回冬羽   1月末から良く見かけている腹部に怪我をしている個体ですが、今日は元気にキキッ、キキッとかわいらしい声で鳴きながら飛び回っていました。1月に見たときと比べて尾羽の磨耗が目立つようになってきています。
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成鳥冬羽 今日のミツユビカモメは、テトラポットの上で休んでいました。
この個体は胸に怪我をいています。
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成鳥冬羽から夏羽に移行中    特徴的な頭部の班が薄なってきて、真っ白な夏羽の姿に変わってきています。
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成鳥冬羽

岸壁のビットの上で休んでいます。
ウミネコやセグロカモメがビットの上に乗る姿は良く見かけますが、ミツユビカモメがビットの上で休んでいるのは珍しく、ビットが凄く大きく見えてきます。

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成鳥冬羽

今日のミツユビカモメは、ウミネコの集団の中で強風を避けていました。
そろそろ頭部が頭部が白っぽく夏羽に喚羽する時期ですがこの個体はまだ喚羽の傾向が見られず老鳥なんだろうか。

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第1回冬羽    今シーズンに良く見かけた個体かと思いましたが、腹部の怪我の形跡が無く別個体でした。
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