ウミネコ弟2回の個体は、幼羽と成鳥の中間的な容姿となり、体色が茶色からグレーの部分が増えてきます。嘴はピンクから冴えのない青緑味となり、虹彩が黒から白っぽくなります。
夏羽になると頭部から胸にかけて白くなり、嘴は黄色味が強くなり、小さな赤斑が現れます。
第2回冬羽

嘴がピンク色から青緑味に変わってきます。目は黒っぽい個体から徐々に白っぽくなってきます。頭部の茶斑はあまり目立ちません。

05.10.07 波崎新港 No.1D-12943
第2回冬羽

この個体は、体色が薄い茶褐色で、グレー味があまりありません。嘴もピンク色味で成鳥が遅れているのでしょうか?

05.10.07 銚子港 No.1D-13112
第2回冬羽

ウミネコの集団の中でも第2回と第3回の個体は数は少ないですが、第2回ではグレーと茶色の半々の姿で識別し易い姿です。

拡大 特大 1600×1100
No.161009-7D-63468
No.161009-7D-63408 拡大 No.161009-7D-63567 拡大 No.161009-7D-63556 拡大
第2回冬羽

この個体は、尾の先端が白っぽくなっています。

05.11.6 黒生 No.1D-13744
第2回冬羽

この個体は、この時期なのに他の第2回の個体に比べ頭部が白っぽくなっていました。

05.12.4 飯岡漁港 No.1D-15209
第2回冬羽 

この個体、綺麗な特徴的な第2回です。

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No.151225-7D-44336
第2回冬羽

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No.081227-00400
第2回冬羽

体色は茶褐色とグレーが混じり合って、コントラストの少ないベタっとした感じで、頭部の茶斑はあまり目立ちません。

05.1.29 波崎新港 No.1D-5224
第2回冬羽

特徴的な第2回冬羽の個体です。第1回と成鳥の中間的な特徴がよくわかります。

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No.080202-774-S80-13473
第2回冬羽

この個体、2月のこの時期でも頭部から腹部にかけて茶班がムラ状に現れています。
通常の第3回ならほとんど白く、第2回にしては嘴が黄色く雨覆のグレーは多く不思議な個体です。

拡大 特大 1600×1100
No.170209-7D-82073
第2回冬羽

この個体は、嘴の赤斑が第2回にしては目立っています。眼瞼(目の周り)を見ると赤くなってきています。

05.2.27 銚子港 No.1D-7251
第2回冬羽から夏羽  春先には嘴が黄色味に変わり、眼瞼も赤い色に変わってきます。
No.080301-774-S80-14632 拡大 No.080301-30D-12895 拡大
第2回冬羽

この個体は、足と嘴にピンク色の名残が残っています。

03.3. 5 銚子港 No.1281
第2回冬羽から夏羽

この個体、若と成鳥の中間的な感じが面白い個体です。
背のグレーが半分グレーになって、足や嘴はピンク色から黄色に、嘴には小さな赤班が現れだしてきています。

拡大 特大 1600×1100
No.160322-7D-57256
第2回夏羽

夏羽になると、頭部から胸にかけて白くなり体色全体が明るいイメージになります。

05.3.27 銚子港 No.1D-9055
第2回夏羽から夏羽

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08.3.29 銚子港 No.30D-13523
第2回夏羽

頭部から腹部にかけては白っぽくなり、背のグレーと退色、摩耗した褐色部が混ざったように見えます。嘴は黄味になり小さな赤斑もわかりやすくなってきます。

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No.080607-774-W300-00356
第2回夏羽

夏に近くなると嘴と足の黄色味の冴えが強くなり、眼瞼も赤味が強くなり成鳥の顔立ちに近くなりますが、嘴の赤斑はまだ小さめです。

06.06.30 八戸市 No.30D-00371
第2回夏羽

翼を広げると白い体色と茶褐色の翼が目立ち、背のグレーは目立ちません、尾羽の黒帯はまだ出来ずに、尾羽全体が濃い茶褐色になっています。

04.7. 5 銚子港 No.1D-0240
第2回夏羽

第2回の個体も冬羽への変化が見られるようになってきました。
茶色く退色した初列から黒い新羽が見え始め、頭部の茶斑、嘴は黄色から青味に変わってきています。

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No.080720-774-W300-02702
No.080720-774-W300-02779 拡大 No.080720-774-W300-02682 拡大
第3回冬羽に移行中

8月になると、頭部に茶斑が出てきて、背のグレーも成鳥同様に広がってきます。初列は褐色の旧羽が目立ちますが、新しい黒い羽も出始めています。

05.8. 8 波崎新港 No.W7-682
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