ウミネコ第1回冬羽は、生後初めての冬で茶色の鱗模様のハッキリした幼鳥が、次第にウロコ模様がぼやけて第1回冬羽となります。
第1回夏羽は第1回冬羽に似ていますが茶褐色の体色が徐々に褐色味が少なくなり薄い茶褐色になり、顔は僅かに白っぽくなって、背はややグレー味を帯びてきます。嘴はピンク色で先端は黒く境目はハッキリしています。
銚子港では、ほとんどのカモメが繁殖地に移動した夏場でも、居残りで見る事が出来ます。
ウミネコ 第1回冬羽

堤防のカモメを見ているとスコープに凄くかわいらしい顔が目立ちました。
ウミネコでこんなにかわいらしい顔は珍しいと思います。

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平均的な第1回冬羽の個体

05.1.29 波崎新港 No.1D-5219
第1回冬羽 (早期)

早期の第1回のウミネコは幼羽の名残が多く体色が濃いめに見えます。

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No.081227-00434
05.1.29 波崎新港 No.1D-5229 05.11.6 黒生 No.1D-13779
第1回冬羽
05.1.29 波崎新港 No.1D-5234
05.1.22 銚子港 No.1D-5041 05.1.22 銚子港 No.1D-5036
第1回冬羽から夏羽

第1回のウミネコは退色と摩耗で薄茶色になってきています。

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No.080322-30D-13380 銚子
第1回冬羽   シーズン後半になり気が付いた事にウミネコの集団の中に第1回の個体だけが別に移動したのか不思議に一時的にほとんど見られなくなっていました。かなり探して見つけた個体です。
No.170323-7D-95756 特大 拡大 No.170323-7D-95591 特大 拡大
第1回冬羽から夏羽
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第1回夏羽

この個体は、まだ茶褐色味が強く残っていて雨覆が摩耗しています。成長が遅いのでしょうか?でも、かわいい顔つきをしていました。

05.4.16 波崎新港 No.1D-10246
第1回夏羽
05.5.14 波崎新港 No.1D-11303
第1回夏羽
05.5.29 波崎新港 No.1D-11505
第1回夏羽

この個体は、かなり特徴的で顔の白い部分が特に強く出ています。背のグレーもハッキリしており、ここまで特徴的な個体は珍しいと思います。

05.5.29 波崎新港 No.1D-11538
第1回夏羽

水揚げがない日は、ちょっと乾いているけれど落ちている魚のクズを探してはつついていました。この個体は嘴がピンク味が少なくなってきていました。

05.5.29 波崎新港 No.1D-11512
第1回夏羽

第1回夏羽の個体は、茶色かった体色が退色と摩耗によりボロボロになってきています。

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No.080607-774-W300-00350
第1回夏羽

この時期の代表的な第1回で、全体的に茶色っぽく、体色と摩耗が目立ちます。嘴はピンク色をしており、この時期あたりから黒い虹彩が明色に変わってきます。

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第1回夏羽

この個体は、嘴のピンク色がやや黄色味を帯びてたように見えます。

05.6.18 波崎新港 No.1D-11591
第1回夏羽

港内に残ったのがほとんどがこのウミネコ第1回夏羽の個体で、このころは頭部が白っぽくなってきて、虹彩がやや薄めに変わってきています。

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第1回夏羽

この個体は、全体的にぼやけた褐色味で、まだグレーの羽は見あたりません。虹彩はやや薄目になってきました。

06.06.30 八戸市 No.30D-00940
第1回夏羽から第2回冬羽

7月になり、この個体は第1回夏羽から第2回冬羽に移行しだしたようです。

05.7. 9 銚子港 No.1D-11717
第1回夏羽

第1回のウミネコも冬羽への準備が始まってきました。まだピンク色の嘴に虹彩の色が黒から白っぽい明色に変化しています。

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第1回夏羽から第2回冬羽

この個体は第1回夏羽から第2回冬羽に移行しだしたようです。

05.7.30 銚子港 No.1D-11986
第1回夏羽から第2回冬羽

この個体は第1回夏羽から第2回冬羽に移行しだしたようですが、まだ全体に白っぽさを感じます。

05.9.22 波崎新港 No.1D-12471
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