セグロカモメ成鳥は、冬場の銚子の大型カモメの代表で普通に見られます。虹彩の色は黄白の明色タイプから黒っぽい暗色タイプのものまであり、大きさも大型の雄から小型の雌まで様々。多くの亜種があります。
成鳥夏羽

今シーズン初めてのセグロカモメです。
まだ数は少ないですがこれから北海道方面から徐々に南下して増えてきます。
この個体はまだ頭部が白い夏羽の姿です。

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No.161008-80HD-S120-73191
成鳥夏羽から冬羽へ移行中   セグロカモメは少数が到着していました。まだ頭部が白く嘴が黄色の冴えのある夏羽の個体がほとんどで、青空を背景に白さがかっこよく見えます。また頭部に茶班が現れてきている喚羽の早め個体も見られました。
No.131013-7D-11737 拡大 No.131012-80HD-S120-01801 拡大
No.131012-S120-01294 拡大 No.131013-7D-11692 拡大 No.131012-S120-01940 拡大
成鳥 通称カオカケ/アルフ 夏羽から冬羽に移行中

毎年銚子で越冬していた頭部の変形している個体、だんだん愛着が湧いてきました。

05.10.28 銚子港 No.W7-2040
成鳥冬羽に移行中   セグロカモメ成鳥の冬羽への換羽状態は様々で、早い個体は初列風切の旧羽は抜け落ちて新羽が伸長中で、遅い個体は初列風切は旧羽が目立ち頭部はまだ白っぽい夏羽に近い個体まで、平均的には初列風切P10に旧羽がまだ残り新羽が伸長中の個体が多く目立ちました。
No.161104-80HD-S120-78928 特大 拡大 No.161104-7D-64638 特大 拡大
No.161104-7D-64435 特大 No.161104-7D-64590 特大 No.161106-S120-79058 特大
成鳥夏羽から冬羽へ移行中   セグロカモメは普通に見られるようになってきました。丁度冬羽への移行時期で、頭部の茶班の現れ方や初列風切に旧羽が残る個体(左)から新羽に変わった個体(右)まで様々な姿が見られます。
No.131109-80HD-S120-10126 拡大 No.131110-80HD-S120-10568 拡大
成鳥冬羽   セグロカモメは夏羽の個体は見なくなり初列風切P10、P9が抜け落ちて短く見える個体が多く目立ち、旧羽の残る個体やP10が伸長中の個体まで様々な個体が見られました。
No.161123-7D-65465 特大 拡大 No.161125-7D-66407 特大 拡大
成鳥冬羽

11月頃は新しい冬羽の初列風切がまだ伸びきっていない個体が多く、初列風切が短く見え、大体の個体は12月頃には綺麗な冬羽の姿に変わります。

05.11.26 波崎新港 No.1D-14745
05.11.26 波崎新港 No.1D-14935 05.11.26 銚子港 No.1D-15108
05.12.4 銚子港 No.1D-15373 05.12.4 銚子港 No.1D-15386
05.12.15 波崎新港 No.1D-16029 05.12.15 波崎新港 No.1D-16019
05.12.15 波崎新港 No.1D-16097 05.12.29 波崎新港No.1D-17410
瘤セグロカモメ 成鳥冬羽 

昨シーズンに続いて今シーズンもやってきています。

拡大 特大 1600×1100
No.151226-80HD-S120-64609
06.1.1 銚子港 No.1D-18662 06.1.7 波崎新港 No.1D-20105
成鳥冬羽

標準的なセグロカモメを探していましたが、どれもクセがありなかなか難しく、この個体、結構行けると思います。
06.1.4 銚子港 No.1D-19154
成鳥冬羽

1月になりセグロカモメの冬羽への換羽はほぼ終了し、新羽が綺麗に伸びて一番綺麗に見える時期です。

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特大 1600×1100
No.170113-7D-73405
成鳥冬羽

目の虹彩が白っぽいタイプ。顔だけだとオオセグロ似です。
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06.01.14 銚子港 No.1D-21389
06.1.26 銚子港 No.1D-21719
06.2.9 波崎新港 No.1D-22307 拡大 06.2.9 波崎新港 No.1D-22429 拡大
06.2.9 銚子港 No.1D-22576 拡大 06.2.9 銚子港 No.1D-22665 拡大
セグロカモメ雑種? 成鳥冬羽   一見普通のセグロカモメのようですが初列が薄く感じよく確認すると綺麗なカナダパターンで驚きです。グレーはさほど薄く感じませんでしたがシロセグロのような雑種の一部なのだろうかかなり紛らわしい個体です。
No.170211-7D-82759 特大 拡大 No.170211-7D-82767 特大 拡大
成鳥冬羽

この個体、ちょっと目つきはきついけれど典型的な冬羽です。
05.3.3 波崎新港 No.1D-7336
成鳥冬羽から夏羽

セグロカモメの成鳥も頭部がどんどん薄くなり、嘴の黄色味の冴えが増してきました。

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No.090307-50D-01319
成鳥冬羽

翼の裏面

02.3.9 銚子港 No.0381
成鳥冬羽から夏羽

セグロカモメの成鳥も頭部がどんどん薄くなり、嘴の黄色味の冴えが増してきました。

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No.090321-774-P60-04595
虹彩は明色の黄白味から暗色の黒っぽいものまで様々です。
眼瞼の色は嘴の赤斑同様の赤味でオオセグロカモメではピンク色味で異なります。
05.3.27 銚子港 No.1D-9137 05.3.27 銚子港 No.1D-9119
成鳥夏羽

05.4.2 波崎新港 No.1D-9354
成鳥冬羽 

ほとんどのセグロカモメは頭部が薄く白っぽくなってきていますが、この個体の頭部は茶班が多く残って目立ちますが、嘴の黄色の冴えは夏のように強く出ています。

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特大 1600×1100
No.170407-7D-01167
成鳥夏羽に移行中   

セグロカモメは頭部が白っぽく、後頸に薄い茶班の残る夏羽への移行中の個体が多く見られ、頭部の白さや嘴の黄色味の冴え方は個体差が見られます。

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No.140408-7D-24463
No.140408-7D-24453 拡大 No.140408-7D-24339 拡大 No.140405-7D-23840 拡大
成鳥夏羽へ移行中

セグロカモメの成鳥はかなり少なくなりました。残っていた個体は繁殖と関係ない老鳥のような何か訳ありの個体のようにも見え、初列風切の先端の白班が見られないほど磨耗が目立つ個体が多く見られました。

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特大 1600×1100
No.170420-7D-01814
成鳥夏羽

05.4.23 銚子港 No.1D-10971
成鳥夏羽

05.5.14 波崎新港 No.1D-11318
成鳥夏羽

6月になりほとんどのセグロカモメが移動した後ですが、なぜかこの個体が現れました。
羽の摩耗が目立ちます。
05.6.18 波崎新港 No.1D-11575
第1回冬羽〜夏羽 第2回冬羽〜夏羽
第3回冬羽〜夏羽 第4回冬羽〜夏羽