探 鳥 日
 2011年5月4〜5日(ゴールデンウイーク)
場 所  銚子・波崎
天 候  晴れ、曇り
主な鳥種 ミツユビカモメ(0)、セグロカモメ(10)、ウミネコ(△)、オオセグロカモメ(15)、ワシカモメ(0)、ユリカモメ(15)、カモメ(0)、シロカモメ(0)、バードウオチャー(0)
ま と め  今回の銚子では4日は天気は良いが水揚げが無く、釣り人だけが多く目立ちましたが、5日は久しぶりに、まだ小さめのマイワシの水揚げで大忙しの漁港でした。一月前ならこれだけ多くの水揚げがあれば多くのカモメが入ってくるところですが、若いウミネコが集まった程度でイワシ効果もありませんでした。
この時期に期待していたのがヒレアシシギでしたが残念ながら確認できませんでしたが、ツバメやコアジサシが飛び交い、キアシ、チュウシャク、キョウジョシギが見られ季節は確実に変わってきています。
原発の汚染はまだ心配な所ですが、イワシの水揚げ再開や漁港の復興は着実に進んでいます。
セグロカモメ 移動遅れ

セグロカモメはほとんど移動していますが、前回も確認していた翼を負傷している個体や何らかの理由で移動遅れの個体がいくらか見られました。
左の個体には足にやや黄味があるややホイ系。

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No.110504-774-S95-02925 拡大 拡大
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セグロカモメ 第1回夏羽

第1回夏羽はこの個体のみでした。特に負傷している様子はありませんでした。
かわいらしい個体ですので次も見られるか楽しみです。

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No.110504-5D-02964
オオセグロカモメ 成長夏羽

オオセグロの残っているのはほとんどが若鳥で、成長らしき個体はこの個体のみでした。

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オオセグロカモメ 第4回夏羽

若ハゲ? いやいや病気でしょうが、痛々しい。

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オオセグロカモメ 第2回夏羽

ごく普通のオオセグロの若ですが、退色と摩耗でかなりボロボロの状態です。

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オオセグロカモメ 第1回夏羽

大型カモメで残っているのがほとんどがオオセグロの1回ですが、中でもこの個体は退色の具合が白っぽく見えました。

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野良わんこ

波崎新港の近所をうろうろしている野良軍団ですが、今日は揃ってお昼寝。
なんて緊張感が無いのでしょうか、見ているこちらまでほのぼのしてきます。

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波崎新港の転覆船

津波で波崎新港の中で転覆していた成田不動丸が大型のサルベージ船で引き上げ作業が行われていました。
普通のクレーンがやたら小さく見えます。

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銚子漁港での堆積物処理作業

利根川の河口部にある銚子漁港では堆積物が貯まりやすく定期的に除去作業を行っていますが、津波でかなり多くの堆積物が一揆に貯まったようで港内のあちこちに進入禁止の赤い旗が立っています。しばらく除去作業は続きそうです。

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今回の観察・撮影機材
デジ眼 : Canon EOS-5D EF100-400 F4-5.6L EF17-35 F2.8L
デジスコ: TSN-774 +TE17W(30X) + S95
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