探 鳥 日
 2011年8月14日
場 所  銚子
天 候  晴れ
主な鳥種 ウミネコ(△)、オオセグロカモメ(30)、バードウオチャー(0)
ま と め  今回の銚子はお盆休みで市場は休み、銚子は東京よりやや涼しいものの日差しは厳しいものがありました。。
この時期8月になると銚子に一番のりでやってくるのがウミネコの幼鳥ですが、今年は東北地方の繁殖地が津波の影響を受けていたので繁殖状態が気になっていましたが、例年より個体数は多く目立つくらいで一安心でした。
ウミネコ 幼羽
今年生まれたウミネコの幼鳥が例年通り、繁殖地から親離れして一番乗りで銚子にやって来ました。到着した幼鳥たちは居残りの若い個体に混じって行動しています。
今年は津波の影響で例年通りにやって来るか気にしていましたが、個体数は例年より多いくらいで一安心ですが、気のせいか今年の個体はやや小さく痩せているようにも感じます。
早い時期の幼羽は濃い茶色の体色と鱗模様が特徴的です。
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ウミネコ 第1回夏羽から第2回冬場移行中

ウミネコは換羽時期が早く、特に若い個体は早い傾向があり、すでに新羽に変わってきています。

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ウミネコ 第2〜3回夏羽から移行中

第2回から3回の若い個体は第1回からやや遅れて換羽が進行して頭部が茶色くなり始めています。
初列風切りは一部で新羽が現れだした個体が見られますがまだ旧羽の個体が多く見られます。

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オオセグロカモメ 

オオセグロカモメの第1から3回夏羽若達が波打ち際に集まっていました。

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オオセグロカモメ
第2回
夏羽から第3回冬羽に移行中

初列風切りに白斑のある新羽が出てきています。
また、この個体は額が低く雄個体と思えます。

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オオセグロカモメ
第3または4回
夏羽から冬羽に移行中

退色、磨耗した初列や雨覆が目立ちますが頭部は白く、嘴の黄色の冴えもありまだ夏羽の雰囲気です。。
また、この個体は額が高く雌個体と思えます。

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オオセグロカモメ 第1回夏羽から第2回冬羽に移行中 11.08.20 追加
オオセグロカモメも若い個体ほど換羽は早く進行して、頭部は茶色く変わってきています。左の個体は嘴がまだ黒くなっていますが、初列は旧羽は脱落し新羽が伸びてきています。右の個体の嘴はピンクが多く、初列には旧羽がまだ残っています。
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アオサギ

港内でたまに見かけるアオサギですが、これからボラの幼魚の大群が来る秋口にかけて多くのアオサギが集まってきます。

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セッカ

漁港周辺の草むらで営巣していて、時々出てきては綺麗な声でヒィ、ヒィとさえずっています。

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今回の観察・撮影機材
デジ眼 : Canon EOS-5D EF100-400 F4-5.6L
デジスコ: STM-80HD + 25-50XW + 30X + S95
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