探 鳥 日
 2010年8月14日(土曜)
場 所  銚子漁港(第2漁港)
天 候  曇り
主な鳥種  ウミネコ(△)、オオセグロカモメ(△)、バードウオチャー(0)
ま と め  今日は盆休みで銚子漁港は静かでカモメの数は少な目ですが、今年に生まれたウミネコの幼鳥が例年通り銚子漁港に一番乗りで到着しています。先週にも確認しており8月に入った頃に南下して到着してきたと思えます。
今回は2泊3日で出かけましたが、ほとんど壁塗り作業で観察はほんの少しの時間しかとれませんでした。
ウミネコ 幼羽

今年に生まれたウミネコが一番乗りでやって来ました。
繁殖地で親離れをして、まだ食べ物を貰って、あまえたい次期でしょうが、港内では先輩達にちょっかいを出して威嚇されている姿をよく見かけます。立派に独り立ちをしてほしいものです。

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ウミネコ 幼羽

到着したばかりの幼鳥は全体に濃い茶色をしていて、雨覆いには特徴的な鱗模様がハッキリ現れています。
徐々に第1回冬羽に喚羽しますので、体色の濃い特徴的な幼羽の姿が見られる次期はいがいと短い期間です。

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ウミネコ 第2回冬羽に移行中  生まれて一年ちょっとの若鳥ですが、やっと後輩がやってきました。体色は薄く、コントラストが少なく見え、これから背のグレーが現れてきます。
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ウミネコ 第3回冬羽に移行中  喚羽がどんどん進行中で、頭部には茶斑が現れだし、初列風切は退色、摩耗した旧羽と新しい小さな白斑のある新羽が伸びてきているのがわかります。尾羽は内側が抜け落ちて、外側には旧羽が残ります。初列の新羽の白斑を見ると成鳥になるように見えますが、嘴は黄味が少なく青味があることから第3回冬羽に移行中と思えます。
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ウミネコ 第3回夏羽

この個体は喚羽がやや遅いのか、頭部はまだ白く、退色した初列が目立ちます。
この時期の第3回と成鳥の区別は嘴の色と喚羽の進行で判断できると思え、第3回冬羽は嘴が青味で、成鳥は喚羽がやや遅い傾向があるように思えます。

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今回の撮影では、デジタル一眼でフルサイズのEOS5Dを初めて使ってみました。フイルム時代からの久々のフルサイズでなんか懐かしい思いで、望遠効果は少ないものの画質は上々です。
今回の観察・撮影機材
デジ眼 : EOS-5D EF500mm F4.5L
デジスコ: TSN-774 +TE17W(30X) + S90 雲台:小型KDSジンバル 未使用
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