探 鳥 日
 2010年6月12日(土曜)
場 所  銚子漁港(第3漁港)
天 候  晴れ
主な鳥種  ウミネコ(△)、オオセグロカモメ(△)、バードウオチャー(0)
ま と め  今日の銚子漁港は、最近では高級魚の仲間入りした20cm強のマイワシが揚がってきていました。これから1ヶ月くらいは鳥見は簡単に終わらせてマイワシのなめろうを食すのがが良いかも知れません。
今日の鳥見は第3漁港のみでしたが、豊富な食べ物のせいかウミネコの若の数は多めで、ボソナギが2個体と今年は駄目だと思っていたコアジサシは例年の場所で繁殖している様子で少数が飛び交っていました。
居残りカモメ

潮が引いて大きく現れた浜ににはウミネコの若が数多く集まっていました。
ほとんどが第1回の個体で、第2回、第3回と数が少なくなっています。

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No.100529-S90-09765
ウミネコ 第3回夏羽

成鳥に似ていますが、この個体は嘴の赤斑は小さめで、グレーにやや褐色味があります。
第3回の個体は少数しか見られません。

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No.100612-774-S90-09770
ウミネコ 第2回夏羽

黄色味の嘴に小さな赤斑で、体色は白っぽくなりグレーと褐色部が多く目立ちます。褐色味の初列風切りは退色してきています。

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No.100612-774-S90-09784
ウミネコ 第1回夏羽

体色は褐色味が多く、嘴はまだピンク色をしています。
この時期には全体が茶色の個体はほとんど見られなくなってきています。
港内の居残りカモメのほとんどがこのタイプです。

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No.100612-774-S90-09792
オオセグロカモメ 第1回夏羽

ここの入り江の大型カモメはこの個体のみでした。

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No.100612-774-S90-09779
コチドリ

近くで営巣しているようで、最近よく見かけます。
急に現れて食べ物を探して歩き回って直ぐにいなくなります。黄色いアイリングが目立ってかわいらしく見えます。

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No.100612-774-S90-09787
不明浮遊物 海面から50cm位出ていて、一見、スナメリが顔を出しているかのように見えましたが、違うし、ヒゲのような物も見えるが、いったい何なんだろう? このままずーと浮かんでいました。
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今回の観察・撮影機材
デジ眼 : EOS-50D 未使用
デジスコ: TSN-774 +TE17W(30X) + S90 雲台:小型KDSジンバル
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