探 鳥 日
 2010年4月29日(木曜)
場 所  銚子漁港(第3・第2漁港)
天 候  晴れ やや強風
主な鳥種  ミツユビカモメ(1)、シロカモメ(3)、ワシカモメ(0)、ウミネコ(△)、セグロカモメ(△)、オオセグロカモメ(△)、カモメ(0)、ユリカモメ(0)、バードウオチャー(4)
ま と め  GW初日、やや風は強かったものの天候に恵まれましたが、前回に増してカモメは著しく少なく、ほとんどが移動したようでタダカモメ、ユリカモメ、ワシカモメの姿は見られなかった。残っているのは若い越夏個体と移動遅れなのか少数のセグロと移動の遅いシロカモメの若でしたが、ミツユビカモメが近くで1個体見られたのは幸運でした。
ミツユビカモメ 第2回?夏羽に移行中
今日はほとんどのカモメが移動した中でこの1個体を幸運にも近くで見られました。
雨覆にM字斑のなごりかグレーの欠けた褐色部があり第2回のように思えます。頭部は若い個体のわりにはかなり白くなっていますが、頭部以外にもよく見ると目の周りの眼瞼は赤く変わってきています。
No.100429-50D-04639 拡大 No.100429-774-S90-08546 拡大
セグロカモメ 成鳥夏羽

セグロカモメもかなり移動して随分少なくなりました。
この時期の成鳥は頭部から胸にかけてほとんど白く変わってきていますが、この個体は嘴の黄色の冴えは強くなっているものの茶斑が少し残っていました。

拡大
No.100429-774-S90-08424
オオセグロカモメ 成鳥夏羽

オオセグロカモメの成鳥は移動して随分少なくなりました。
この個体は背のグレーが濃い雄タイプのように感じます。

拡大
No.100429-50D-04643
ウミネコ 成鳥夏羽

ウミネコの成鳥はほとんどが移動した後ですが少数が残っていますが、初列の白斑がはっきりして、嘴の赤斑、背のグレーから成鳥と思えますが、5月以降は摩耗して初列の白斑がほとんど見られなくなり判断が一層難しくなります。また第3回でも白斑のある個体も多く銚子に残った個体は悩ましいところです。

拡大
No.100429-50D-04649
セグロカモメ 通称ハゴロモ

今シーズンに両側の同じ位置に羽の飛び出しのある個体で、変異か事故かで注目を浴びて、入江の近くによく現れてくれましたがいつまで残っているんでしょうか。

拡大
No.100429-774-S90-08440
オオセグロカモメ? 第1回

大きな魚を見つけて、少しずつ時間をかけて食べていました。

拡大
No.100429-774-S90-08491
ウミネコ 第1回冬羽から夏羽

スラットした若い個体が近くにおりてきました。
この個体は虹彩がやや薄く変わってきています。

拡大
No.100429-50D-04650
今回の観察・撮影機材
デジ眼 : EOS-50D EF 100-400 F4-5.6L IS
デジスコ: TSN-774 +TE17W(30X) + S90 雲台:小型KDSジンバル
TOP
探鳥記録 目次 前回の探鳥記録 次回の探鳥記録