探 鳥 日
 2010年4月18日(日曜)
場 所  銚子漁港(第3・第2漁港)
天 候  晴れ 
主な鳥種  ミツユビカモメ(10)、シロカモメ(△)、ワシカモメ(3)、ウミネコ(○)、セグロカモメ(○)、オオセグロカモメ(○)、カモメ(△)、ユリカモメ(△)、バードウオチャー(15)
ま と め  昨日は40年ぶりの遅い雪が降りましたが、今日は好天に恵まれました。
今年は移動がやや早いのかカモメの姿は前回に比べ更に少なくなり所々に小さな小群が残るのみになってきました。カモメが少なくなってきた中で楽しみは夏羽の姿で、ミツユビカモメの綺麗な夏羽の姿が見られ、カモメ以外では移動中のハイイロヒレアシシギが見られシーズン終盤を楽しみました。
ミツユビカモメ 成長夏羽
今日はミツユビカモメが10個体ほど見られましたが、約1/3ほどが、頭部の白い夏羽の姿に変わっていました。頭部以外にもよく見ると目の周りの眼瞼は赤く変わっています。
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ミツユビカモメ 成鳥冬羽?

はっきりした夏羽の個体が見られる中で、まだ冬場の姿の個体が多く見られますが、若鳥の場合、頭部が成鳥のように白くならない傾向があり、第2回の個体か若い成鳥かは判断は悩ましいところです。

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ユリカモメ 成鳥夏羽

ユリカモメも数がかなり少なくなりましたが成鳥は黒頭巾を被った夏羽の姿に変わっています。
この個体は胸がややピンク色になっています。

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カモメ 成鳥冬羽から夏羽

この個体は、嘴に黒斑はなく完全な成鳥と思えますが、やや喚羽が遅いのか頭部にはやや冬羽のなごりが残っています。

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ウミネコの求愛行動 成長?夏羽

ほとんどの成鳥が移動した後で、この個体はやさしい声で求愛行動を行っていましたが雌は食べ物を受け取ることなく振られてしまい、最後には諦めて自分でプレゼントを食べてしまいました。この個体達は初列の白斑もなく完全な成鳥ではなく求愛の練習をしてるようにも感じました。

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ウミネコ 第2回冬羽から夏羽

この時期になって退色や摩耗が目立つ個体が多い中で、この個体はかなりはっきりしたコントラストをしていますが、嘴は黄味が増し、赤斑も現れてきています。

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ワシカモメ 第4回夏羽  この個体は前回と同じ個体のようで、嘴に黒斑が残り、上の成長と比べると初列風切の濃さがやや褐色味で濃くなっていますので第4回と思えます。右の写真は偶然ペリットを出すところが撮影出来ました。
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セグロカモメ? 成鳥夏羽

セグロカモメもかなり移動して随分少なくなりました。
この個体の眼瞼はピンク色でなんか不思議な気がします。このグレーでまさかオオセグロ?

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ホイグリン系カモメ 成長夏羽

足の色に黄味のある個体ですが、背のグレーはほぼ同じくらいでタイミレンシスと思えます。

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セグロカモメ 第1回

セグロカモメの第1回は、退色と摩耗でどんどん白っぽくなってきています。

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ワシカモメ 第1回冬羽

このワシカモメはこの時期にしては遅く生まれたのか体色が濃いめの灰褐色です。

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ハイイロヒレアシシギ  波間に移動中のハイイロヒレアシシギの小群が海面に漂う食べ物を探して小さい体でプカプカしています。小群の中にはグレー味の冬羽の個体から派手な夏羽の雌の姿など様々で、短い移動時期だけ見られる楽しみです。
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今回の観察・撮影機材
デジ眼 : EOS-50D EF 70-300 F4-5.6 DO IS
デジスコ: TSN-774 +TE17W(30X) + S90 雲台:小型KDSジンバル
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