探 鳥 日
 2010年3月27日(土曜)
場 所  銚子漁港(第3・第2漁港)
天 候  晴れ 
主な鳥種  ミツユビカモメ(5)、シロカモメ(△)、ワシカモメ(△)、ウミネコ(○)、セグロカモメ(○)、オオセグロカモメ(○)、カモメ(○)、ユリカモメ(○)、バードウオチャー(2)
ま と め  今日の銚子漁港は水揚げが無く静かで、風の少ない晴天のせいかカモメ達は沖に出たのか、移動が始まったのか先週に比べ大変少なくなった感じです。例年この時期はカモメの数が変化の多い時期になっています。
もう少しで桜も開花する時期でカモメの姿も徐々に夏羽の姿に変わってきています。
礁前の堤防改修工事

礁前の堤防改修工事は大型クレーンが入り工事の真っ最中で付近の堤防にはカモメの姿は見られません。小さな小群が遠いい堤防で休んでいるくらいでした。
シーズン終盤の期待は難しそうです。

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ユリカモメ 成鳥冬羽から夏羽

ユリカモメも徐々に頭部がゴマシオ状になり始めてきています。
今日は黒頭巾に変わった個体はまだ見られませんでしたが移動前の夏羽の姿が楽しみです。

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ミツユビカモメ 左:成長冬羽 右:第2回?  今日はミツユビカモメの数も少なく下の個体が近くで見られましたが、やや頭部が薄くなってきているものの夏羽の個体は見られませんでした。
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シロカモメ系雑種? 第1回冬羽  遠いい堤防に小型の気になる個体が、初列が濃く羽縁もはっきりしていて、シロセグロのようですが小柄な体型が気になりました。
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セグロカモメ 成鳥冬羽から夏羽

セグロカモメも頭部の白い夏羽の姿の個体が多くなってきました。

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ワシカモメ 成鳥夏羽

この個体すっかり頭部が白い夏羽の姿に変わっています。
風のない静かな港内をぷかぷか泳ぎ回っていました。
綺麗な個体です。

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ワシカモメ 第4回夏羽  この個体は嘴に黒斑が残り、上の成長と比べると初列風切の濃さがやや褐色味で濃くなっていますので第4回と思えます。
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カモメ 成長冬羽から夏羽

この個体の頭部は夏羽に移行中で徐々に白っぽくなっていますが、カモメは個体差が大きく、この時期はいろんなタイプが見られます。

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ウミネコ 成長夏羽

喚羽の早いウミネコはもうすっかり夏羽の姿で、港内の数も減少し移動が始まって来ています。

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ウミネコ 第1回冬羽から夏羽

第1回の個体は徐々に体色が薄くなり始め、摩耗の目立つ個体が増えてきています。

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快速すいごう 銚子電鉄  いつものように第3漁港から第2漁港に廻っていましたが、いつも時間をかけて観察する第2漁港から礁前にかけてカモメの姿が激少で、早い時間に駅に着くと丁度臨時の快速すいごう新宿行きの時間でした。
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今回の観察・撮影機材
デジ眼 : EOS-50D EF 70-300 F4-5.6 DO IS
デジスコ: TSN-774 +TE17W(30X) + S90 雲台:小型KDSジンバル
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