探 鳥 日
 2010年1月2日(土曜)
場 所  銚子漁港(第3漁港から第2漁港)
天 候  晴れ 強風 気温10℃ 西風13m
主な鳥種  カナダカモメ(3)、ミツユビカモメ(8)、シロカモメ(3)、ワシカモメ(0)、ウミネコ(○)、セグロカモメ(○)、オオセグロカモメ(○)、カモメ(△)、ユリカモメ(△)、バードウオチャー(6)
ま と め  今日の銚子漁港は、正月休みにも後半に入り静かな港内に停泊している漁船には大漁旗が強風で舞っていました。
カモメの数は水揚げのない休みが続いており例年通り少なく堤防はほとんど空きが目立つなかで、ミツユビカモメ第1回やカナダカモメが見られたのは幸運でした。
13mの強風で舞う大漁旗

サンマの水揚げが日本一になったが、今年の正月は飾りも少なく景気を反映してか地味な感じでした。
昼頃にかけて13mの強風になり、スコープもぐらぐら揺れ、デジスコでは直接手で押さえての撮影となり画質は低下しています。

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ミツユビカモメ 第1回冬羽

今シーズン初めて近くで見る事ができました。
この時期の第1回は嘴が黒く、特徴の黒いM字斑もはっきり現れています。

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ミツユビカモメ 成鳥冬羽   まだ近くで見られる機会には恵まれませんが、強風の中でも飛翔力のある姿を見せてくれました。
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カナダカモメ 成鳥冬羽

この個体は、カナダにしてはやや大きめの個体でした。

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カナダカモメ 成鳥冬羽

この個体は、小柄で足が短く初列の裏側が薄いカナダカモメらしい体型ですが、虹彩が明色タイプであまりかわいらしくありません。時々このような例外にも出会います。

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シロセグロ雑種? 成鳥冬羽

グレーが薄く、初列風切の表は黒で裏側がやや薄い程度で、虹彩や嘴にアメリカセグロの特徴はなく、セグロの最も薄い部類かシロセグロかは疑問が残ります。

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セグロカモメ? 第2回冬羽

今日は港内のうろうろカモメの姿が少なく、うろうろしてたのがこの典型的な第2回の姿ですが、体色が白っぽくモンゴル的にも感じるが勉強不足です。

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ホイグリン系カモメ? 幼羽

肩羽が大きな鱗模様でホイ系タイミレンシスの雰囲気がある様に見えます。

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セグロカモメ? 第1回冬羽

体色がやや赤味のある褐色で、顔つきが何となく通常のセグロカモメと異なる雰囲気がありました。

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今回の観察・撮影機材
デジ眼 : EOS-50D EF 50-250 F4-5.6
デジスコ: TSN-774 +TE17W(30X) + S90 雲台:小型KDSジンバル
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