探 鳥 日
 2009年3月28日(土曜)
場 所  銚子漁港(第3漁港から第2漁港)
天 候  晴れ
主な鳥種  カナダカモメ(2)、カムリアンアイスランドカモメ(2)ミツユビカモメ(15)、ワシカモメ(15)、シロカモメ(30)、カモメ(○)、セグロカモメ(○)、ウミネコ(○)、オオセグロカモメ(○)、ユリカモメ(○)、カモメウオッチャー(25)
ま と め  今日はセグロイワシの水揚が多く港は賑やか、カモメは動きが活発で最近では数も多い。
干潮で広くなった入り江でも多くのカモメが活発的に動きまわり、嬉しい事に気になる個体が代わる代わる現れて、なかなか目が定まりませんでした。堤防で休んでいる個体と違い短時間での特定の難しさを改めて実感しました。
カナダカモメ 第4回冬羽
この個体は、小さくて丸い頭に小さな嘴で一目でカナダカモメとわかるくらい典型的なかわいらしい個体です。下の写真の様に角度が変わってみると同じ個体でも額が低く見えてきます。
No.090328-50D-01871 拡大 No.090328-50D-01968 拡大
No.090328-50D-01876 拡大 No.090328-50D-02010 拡大 No.090328-50D-02012 拡大
カムリアンアイスランドカモメ 第3回冬羽
この個体は、やや頭部が低く見えましたが、薄めのグレーと翼を広げた時の初列風切裏面が白っぽく、表面には褐色味ではありますがP10からP8にかけての白色部が多いカナダカモメのパターンと思えましたが、鳥と絵画のページの解説よりカムリアンに訂正します。
No.090328-50D-01736 拡大 No.090328-50D-01706 拡大
No.090328-50D-01729 拡大 No.090328-50D-01795 拡大 No.090328-50D-01797 拡大
カムリアンアイスランドカモメ 第1回夏羽に移行中
この個体は、小さくて丸い頭に小さな嘴で目立ちました。体色が白っぽく特に雨覆いが退色、摩耗で更に白っぽく見えます。初列風切の羽縁は広く、退色のせいかコントラストが強く、尾羽の斑はカムリアンにの雰囲気に見えます。
No.090328-50D-02153 拡大 No.090328-50D-02035 拡大
No.090328-50D-02173 拡大 No.090328-50D-02172 拡大 No.090328-50D-02091 拡大
シロカモメ?
成鳥夏羽に移行中

この個体は、一見、カムリアンアイスランドカモメ(デカム)のイメージに思えましたが、写真にしてみるとシロカモメの様に見えてきます。
初列風切のパターンは薄いグレーでデカムのようでもあるが、見ている角度のせいか疑問が残り確認中です。

拡大
No.090328-50D-01902
No.090328-50D-02133 拡大 No.090328-50D-01894 拡大
シロカモメ 成鳥夏羽 綺麗な夏羽に変わった成鳥で、嘴の黄色味も冴えが強くなってきた。
No.090328-774-P60-04806 拡大 No.090328-774-P60-04793 拡大
シロカモメ 第2回冬羽から夏羽 第2回の個体は今シーズンは例年より少なく感じられましたが、今日はやや褐色味があり背に薄いグレーが少しある2個体が見られた。
No.090328-50D-02205 拡大 No.090328-50D-02186 拡大
シロカモメ 左:第1回夏羽に移行中 右:第1回冬羽(小型タイプ)
左の個体は、他の第1回の個体より褐色味が少なく、体色全体が白っぽく見えます。右の個体は小型のバロタイプでまだ褐色味が多く残っています。
No.090328-50D-02277 拡大 No.090328-50D-01665 拡大
ホイグリン系カモメ 成鳥夏羽に移行中

この個体は、足の黄色味が強く目立ちました。背のグレーは標準的なセグロカモメと同じくらいで、首の後に茶斑が残っている物の嘴の黄色味の冴えは強くなってきています。

拡大
No.090328-50D-02067
セグロカモメ 第1回冬羽から夏羽 標準的なセグロカモメですが、12月頃にははっきりと整列していた雨覆の模様も退色と摩耗で段々わかりにくくなってきた時期ですが、この個体は比較的模様の整列が判断しやすい個体です。頭部も随分白くなってきています。
No.090328-50D-02191 拡大 No.090328-50D-02212 拡大
セグロカモメ 第2回夏羽に移行中

この個体は、退色と摩耗で全体が薄めになってきていますが、綺麗な第2回の特徴的な個体です。

拡大
No.090328-50D-02195
ミツユビカモメ 第1回冬羽

この個体は、前にも観察していますが、まだ足下のビニールが着いたままです。
今日も車止めに止まってあまり鳴く事の少ないミツユビカモメですが、この個体はよく鳴いていました。

拡大
No.090328-50D-01612
ミツユビカモメ 成鳥冬羽から夏羽 喚羽の早いタイプのミツユビカモメの頭部は段々と白くなってきています。注目はこの個体は頭部が白くなるのと目の周りの眼瞼が黒からセグロカモメと同じ色味の濃いめの赤に変わってきています。写真:右上
No.090328-50D-02228 拡大 No.090328-50D-02262 拡大
No.090328-50D-01610 拡大 No.090328-50D-01559 拡大
ミツユビカモメ 成鳥冬羽 喚羽の遅いタイプ:頭部の斑がまだはっきり残っています。
No.090328-50D-01445 拡大 No.090328-50D-01468 拡大
ウミネコ 成鳥夏羽

もう早くもこんな時期になってしまいました。

拡大
No.090328-774-P60-04784
今シーズンもそろそろ終盤の時期になってきました。今日はいろんなタイプが見られ、特にカナダカモメ第4回の個体では頭部の丸味も写真ではかなり丸く見えますが、角度が変わると観察中にかなり低く見える時がありました。カナダ=頭が丸いという先入観も見る角度で大きく変わって見えるなど収穫の大きい有意義な一日でした。
反面、疑問の残る個体も多く、特に掲載したカムリアンアイスランドカモメ?第1回なども経験不足から特定にはいたりません。また、見慣れていたはずのデカムリンも現地ではデカムと思っていましたが、写真で見ると通常のシロの様に見え特定の難しさを実感させられる結果となりました。
助言が頂けましたらお願いいたします。
今回の観察・撮影機材
デジ眼 : EOS-50D SIGMA APO170-500 F5-6.3
デジスコ: TSN-774 +TE17W(30X) + P6000 雲台:改造KDSジンバル
TOP 探鳥記録 目次 前回の探鳥記録 次回の探鳥記録