探 鳥 日
 2009年3月21日(土曜)
場 所  銚子漁港(第3漁港から第2漁港)
天 候  晴れ
主な鳥種  ミツユビカモメ(8)、ワシカモメ(5)、シロカモメ(20)、カモメ(○)、セグロカモメ(○)、ウミネコ(○)、オオセグロカモメ(○)、ユリカモメ(○)、カモメウオッチャー(30)
ま と め  今日はセグロイワシの水揚がごく少数ありましたが港は静かで、カモメの動きもあまりありません。
第三漁港ではシロエリオオハムが入り春の移動を感じさせられます。
大型カモメでは第1回の若鳥の退色や摩耗が目立つ様になり識別に苦労する時期になってきました。
シロエリオオハム  毎年春先になるとアビ類が移動途中に銚子に立ち寄ってきます。昨年はハシジロアビやウミバトまでが見られ海鳥の訪問が楽しみな時期になってきます。
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シロエリオオハム 油汚染個体

この個体、岩の上で元気が無さそうにしていました。
腹部には広範囲に油が付着しており心配させられます。
今日は他にもオオセグロカモメ2個体、ウミネコ1個体の汚染個体が見られました。

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クロガモ

今シーズンはクロガモの小群が定着しています。近ければピーピーとかわいらしい鳴き声が聞かれると思いますが、残念ながら遠くて確認出来ませんでした。
いつまで居てくれるか楽しみです。

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ミツユビカモメ 成鳥冬羽から夏羽 ミツユビカモメの頭部が白くなる個体が目立ち出しました。毎年、早く白くなるタイプと5月でも黒斑が残る個体があり気になるところです。
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シロセグロ雑種 成鳥冬羽から夏羽 背のグレーと初列風切りの裏面が薄く、黄白の虹彩に眼瞼のオレンジ色が輝いた様に見え、セグロカモメと全く異なります。
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セグロカモメ 成鳥冬羽から夏羽

この個体は、初列風切りの裏面がやや薄く、虹彩が黄白でしたが、眼瞼が赤味であり、セグロカモメの初列の裏面がやや薄目のタイプで上のシロセグロ雑種とは異なります。

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セグロカモメ 成鳥冬羽から夏羽

セグロカモメの成鳥も頭部がどんどん薄くなり、嘴の黄色味の冴えが増してきました。

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ホイ系カモメ 成鳥冬羽から夏羽

春の移動時期になってきてホイ系の個体の増えてきました。

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オオセグロカモメ 第2回冬羽から夏羽  左の個体は変わった座り方で不思議な行動でしばらく泣き続けていました。
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ワシカモメ 第1回冬羽

ワシカモメも頭部がやや薄くなってきました。
かわいらしい顔つきの灰褐色で足の黒っぽい特徴的な綺麗なワシカモメです。

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オオセグロカモメ 第1回冬羽から夏羽 小柄で嘴が小さく見えてかわいらしくカナダカモメの様に見えましたが、顔が白っぽくちょっと違う風だし、退色と摩耗が進んできて段々判断が難しくなってきます。
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シロカモメ 第1回冬羽 左の個体は、小柄で頭部の羽が立っていて小さな嘴に見え、右の個体は大型タイプで隣のオオセグロより大きく見えます。オオセグロカモメもどんどん退色してシロカモメの様に白っぽくなりますが、嘴が全く異なります。
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セグロカモメ 第1回冬羽

セグロカモメも退色と摩耗で、初列風切りも黒味から褐色味が増し、雨覆の模様もぼやけた感じになってきました。

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カモメ 第2回冬羽から夏羽

タガカモメも多くが白っぽくなってきました。
第2回の個体は嘴が黄色みが増し、足の色はピンク色から黄色に変わる途中には青っぽく見えてきます。

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今回の観察・撮影機材
デジ眼 : EOS-50D EF100-400 4.5-5.6 IS
デジスコ: TSN-774 +TE17W(30X) + P6000 雲台:改造KDSジンバル
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