探 鳥 日
 2009年4月11日(土曜)
場 所  銚子漁港(第3漁港から第2漁港)
天 候  晴れ
主な鳥種  ミツユビカモメ(4)、ワシカモメ(5)、シロカモメ(10)、カモメ(△)、セグロカモメ(○)、ウミネコ(○)、オオセグロカモメ(○)、ユリカモメ(○)、カモメウオッチャー(6)
ま と め  今日はぽかぽかで銚子市内の桜のちらほら散り始めています。漁港ではセグロイワシが大量で賑わっていましたが、あちこちでこぼれたイワシが残っています。
8日頃に大きな移動が見られたようでカモメの数は激減しており、遠くの堤防に少数が残っているのみでした。
今シーズンも終了を実感しました。
ミツユビカモメ 成鳥夏羽
今日はミツユビカモメ4個体を確認しましたが、この個体は、頭部が真っ白になり綺麗な夏羽に変わっていました。ぽかぽかであくびばかりしていましたが、口の中の赤と眼瞼の赤が冴えて目立っていました。
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ミツユビカモメ 雌個体
成鳥夏羽に移行中

この個体は、頭部の黒斑がかなり薄くなってきていますが、上の個体の様に真っ白にはまだなっていません。

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シロカモメ 第1回夏羽に移行中

同じシロカモメの第1回の個体ですが、体色がまだ褐色味が多いタイプとかなり白く見えるタイプが見られました。
シロカモメの第1回の移動時期は遅く、まだ多くの個体が見られました。

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カモメ 第2回夏羽に移行中

タダカモメの成鳥は移動した様で見られませんでした。
今日は若い個体のみがちらほらと見られました。

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ウミネコ 成鳥夏羽?または第3回

ウミネコも大多数が移動した様子で、残っているのは若い個体が中心です。
銚子では繁殖の事例は無く、成鳥か第3かは判断が難しくなってきました。
初列風切先端の白斑も摩耗して小さくなり徐々にわからなくなってきます。

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No.090411-50D-02296
ユリカモメ 成鳥夏羽に移行中

ユリカモメも成鳥から順に頭部・嘴・足と黒っぽくなり夏羽の姿にどんどん移行しているのが見られます。
移行途中にはごま塩頭の個体も見られます。

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ヒメウ 夏羽

ヒメウはまだほとんど残っていました。
この個体は顔の裸出部が綺麗に赤くなり夏羽の姿に変わっていました。

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今回の観察・撮影機材
デジ眼 : EOS-50D EF100-400 F4-5.6LIS
デジスコ: TSN-774 +TE17W(30X) + P6000 雲台:改造KDSジンバル
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