探 鳥 日
 2008年11月1日(土曜)
場 所  銚子漁港(第3漁港から第2漁港)
天 候  快晴どけど風が強め
主な鳥種  ミツユビカモメ(1)、セグロカモメ(△)、ウミネコ(△)、オオセグロカモメ(△)、ユリカモメ(△)
ま と め  今回はミツユビカモメ(初認)を期待しての訪問で見事的中、例年通り観られるのは大変喜ばしい事です。
これで今シーズンも本格的に開幕です。
まだまだ南下してくるカモメの数は少ないですが、ユリカモメやセグロカモメも入ってきていましたが、タダカモメの姿が見られませんでした。
ミツユビカモメ 成鳥冬羽

今日は今シーズンのミツユビカモメの初認日になりました。
偶然かミツユビカモメに幸運の虹が映り込んでいました。今シーズンもたくさん観られますように。
ただ快晴でしたので多分ハレーションでしょうが、前向きに考えましょう。

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No.081101-50D-00071
ミツユビカモメの銚子漁港での初認日は
04年:11月3日
05年:11月3日
06年:12月(多分早く来てたと思います)
07年:11月3日
08年:11月1日
となっています。
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No.081101-50D-00075
セグロカモメ グレーの個体差

右の個体、グレーがかなり濃く見えます。ホイ系にしては足が普通のピンク色で、喚羽時期もやや遅れてはいますが特別遅い様子も見られません。
眼瞼は赤味でもオオセグロカモメとしておりましたが、詳しい方からセグロカモメとの指摘があり訂正しました。光線・羽の状態や見る角度などで見え方は変わるので注意が必要ですが、セグロカモメの個体バラツキのかなり濃い部類になるでしょう。

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No.081101-774-S80-20438
ホイグリン系カモメ

まだ数の少ないセグロカモメの中にホイ系カモメが含まれています。
この個体は足の黄色味が強く、初列風切は旧羽、嘴の冴えも強くまだ頭部も白く喚羽が通常のセグロカモメより遅いのがわかりやすい個体です。

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No.081101-774-S80-20484
セグロカモメ 幼羽

オオセグロカモメに続いてセグロカモメの幼鳥も入り出しました。
遅くなりましたが今シーズン初めて。

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No.081101-774-S80-20352
セグロカモメ 第2回冬羽

体色が白っぽくて目立ちました。
第2回の個体も今シーズン初めてです。

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No.081101-774-S80-20450
ウミネコ 第3回冬羽

この個体は、頭部が濃くて目立ちました。
初列風切の先の白斑が小さく第3回と思えますが、この時期の第3回は嘴の色味が青味に見える場合が多く、この個体の嘴は黄味が強くちょっと変わった個体です。

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No.081101-774-S80-20379
ユリカモメ 成鳥冬羽

ちょっと遅くなりましたが、今シーズン初めてのユリカモメです。まだ数が少なく、近くで一杯観られるのが楽しみです。

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No.081101-774-S80-20399
今日は帰り際に常連のAさん夫妻と立ち話をしていたおかげでミツユビカモメを見られました。
今シーズンもよろしくお願いいたします。
今回の観察・撮影機材
デジ眼 : EOS-50D タムロン28-300
デジスコ: TSN-774 + TE17W + S80 雲台:改造KDSジンバル
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