探 鳥 日
 2008年5月5日(月曜)
場 所  波崎、銚子漁港(第3、第2)
天 候  曇り
主な鳥種  ミツユビカモメ(1)、、ウミネコ(○)、オオセグロカモメ(○)、セグロカモメ(△)、ワシカモメ(△)、シロカモメ(△)、コアジサシ(○)
ま と め  今日はどれくらいのカモメが残っているかを楽しみに出かけてみましたが、予想以上にカモメ類の姿は少なく、タダカモメ、ユリカモメの姿はなく、ミツユビカモメも1個体が飛翔していたのみで、水揚げがあったわりには極端に少なくなり、やや早期に移動をしているようです。
残ってる個体はほとんどがオオセグロとウミネコの若、セグロカモメが少々といった感じで、移動完了も間近に思えます。
残っている若鳥たち

今日大型カモメで残っていたのは、ほとんどがオオセグロカモメの第1回の個体で、その中に毎年移動の遅いシロカモメの第1回の個体がちょこちょこ混じっています。写真右

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オオセグロカモメ 第1回夏羽

オオセグロカモメの第1回の個体も体色がずいぶん薄くなり、体色や摩耗で白っぽくなってきた個体が多くなってきています。
嘴の色が黒いのでシロカモメと区別出来ます。

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セグロカモメ 成鳥夏羽

セグロカモメは少数が残っていますが、この個体は足を怪我しており、移動出来なかったのかもしれません。

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シロカモメ 成鳥夏羽に移行中

シロカモメ成鳥はこの個体のみで、特に怪我をしている様子はありませんでしたが、ぽつんと1個体だけ残っていました。

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ワシカモメ 成鳥夏羽

ワシカモメ成鳥はこの個体のみで、初列や背のグレーがやや濃く、雑種かもしれません。

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No.080505-E510-00383
ウミネコ 第1回夏羽 

残っているウミネコもほとんどが第1回か第2回の若鳥で浅瀬で貝と遊んでいました。
食べられなかったようです。

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ハシジロアビ  アビ類は4月あたりから港内でも希に見かけますが、今日は珍しくハシジロアビがシャコを食べている姿が見られました。
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アカエリカイツブリ 冬羽から夏羽に移行中  港内でちょこちょこ見られます。羽ばたきをした時には次列風切の白色部が目立ちます。
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キョウジョシギ キアシシギ:右 移動の今の時期は港内でちょこちょこ見られ綺麗な声が聞こえます。キョウジョシギの雄は頭部が白く、雌は頭部が黒っぽく見えます。
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スズガモ 左:雌 右:雄  港内にまだたくさん残っています。今日は潮が大きく引いて浅瀬に立つ姿が見られました。
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今回の観察・撮影機材
デジスコ: TSN-774 + TE-17W + S80 雲台:改造KDSジンバル
デジ眼:  OLYMPUS E510 + 70-300 F4-5.6
今日はミツユビカモメもラスト1個体で、今シーズンも今日で終了を実感しました。
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