探 鳥 日
 2008年4月5日(土曜)
場 所  銚子漁港(第3、第2)
天 候  晴れ、風は弱く最高の探鳥日和(東京は桜散り始める)
主な鳥種  ミツユビカモメ(約15)、カモメ(○)、ウミネコ(○)、オオセグロカモメ(○)、セグロカモメ(○)、ユリカモメ(△)、ワシカモメ(△)、シロカモメ(△)、ウミバト(1)、カナダカモメ(1)
ま と め  今日も最高の探鳥日和で、先週発見されたウミバトのニュースが広まったため銚子では珍しく多くのカメラマン達がウミバトの周りに押し掛けておりました。
ウミバトは先週ゆっくり見れたので手短にし、今日はシーズン最後になってきたカモメ観察を重点にする事にしました。イワシの水揚げがあるにも関わらずカモメの数は移動のため少なくなってきています。注目は移動期に多く見られるホイ系の個体が目立ち、擦れて識別がし難いこの時期に雑種の個体もあり楽しく悩まされました。
ウミバト 冬羽から夏羽 Pigeon Guillemot 銚子滞在一週間になりました。今日は港内の小さな浜で休んでいました。やや元気無さそうな感じに見えましたが、カモメたちと共に元気に帰ってほしいと願う限りです。 左のカモメはワシカモメ1W
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シロセグロ雑種 冬羽から夏羽

シロカモメ+セグロカモメ交雑種
背の濃さはシロカモメとセグロカモメの中間くらいで、初列の表が黒く、裏が白いのが特徴です。
顔をよく見ると黄色い虹彩で眼瞼がシロカモメのオレンジ色とセグロカモメの赤色の中間的な色をしています。

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シロワシ雑種? 第1回夏羽に移行中

この個体、頭部の形はワシカモメ的ですが、頭部が白く、嘴もシロカモメの様で、全体的にはシロセグロ第1回のようですが、体色のわりに初列が濃くないところからシロカモメ+ワシカモメの様な印象を受けました。

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セグロカモメ 第1回夏羽に移行中
この時期標準的なセグロカモメ
ワシカモメ 第1回夏羽に移行中
この時期標準的なワシカモメ第1回
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カナダカモメ 第1回冬羽  (写真は同一個体です) 
体型は小さく、初列の羽縁がハッキリしておりカナダと感じた個体ですが、嘴がやや大きく、足が長めなので、断定にはちょっと自信不足でしたが、詳しい方からカナダとのコメントがありました詳細は掲示板No.465を参照下さい。
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ワシカモメ 第2回夏羽に移行中

綺麗なワシカモメが見られました。
この個体は警戒心が強く、首を伸ばして警戒されてしまいました。。

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ホイグリン系カモメ 成鳥夏羽に移行中

春と秋の移動の時期に足の黄色いホイ系の個体がよく見られるようになります。
今日は偶然にホイ系が列んでいますが、左の個体の方が足の黄色味が強く、背のグレーもやや濃くなっていますが、オオセグロよりは薄く見えます。

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オオセグロカモメ  成鳥夏羽

普通のオオセグロカモメです。
嘴の黄色の冴えも強くなり喚羽の早いオオセグロカモメは完全に夏羽になっています。

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ユリカモメ 成鳥夏羽に移行中

ユリカモメの頭部が黒くなってくると、毎年シーズンの終わりを感じてしまいます。銚子港のユリカモメはまだ半々ですが夏羽の喚羽がどんどん進んでいます。

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セグロカモメと背黒イワシ 今日は第3漁港でセグロイワシが上がっていましたが、カモメが移動して少なくなり、餌取り競争も少なくなってきています。セグロカモメが見られるのもあと少しです。
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今回の観察・撮影機材
デジスコ: TSN-774 + TE-17W、TE-10Z+ S80 雲台:改造KDSジンバル
デジ眼:  30D + EF3
00 F4LIS
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