探 鳥 日
 2008年3月29日(土曜)
場 所  銚子漁港(第3、第2)
天 候  晴れ、風は弱く最高の探鳥日和(東京は桜満開)
主な鳥種  ミツユビカモメ(約30)、カモメ(○)、ウミネコ(○)、オオセグロカモメ(○)、セグロカモメ(○)、ユリカモメ(△)、ワシカモメ(△)、シロカモメ(△)、クロワカモメ(1)、ウミバト(1)
ま と め  今日は最高の探鳥日和、港内のあちこちでミツユビカモメが間近に何度も止まってくれて嬉しい限りです。
また何度も通っているとたまには感動的な事があります。迷鳥でしょうが、珍しいウミバトと出会う事がてきました。
銚子では勿論始めてで、アラスカ以来で大変懐かしい思いでした。帰りには久々にクロワカモメも見る事が出来て充実した一日でした。
ウミバト 冬羽から夏羽
Pigeon Guillemot
銚子港では初めてだろうか?珍しいウミバトがやってきました。
アラスカでは真っ黒な体色に白い斑のイメージが残っていましたが、この個体は褐色味の黒にぼやけた白斑で腹部は白くなってます。
ここでは潜水して岸壁についているカニを捕らえて食べていました。
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参考資料 アラスカのウミバト成鳥夏羽                 亜種 C.c.kaiurka
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クロワカモメ 成鳥夏羽に移行中
近年毎年来ている様ですが、久々に見かけました。嘴の黒いリング状の斑が印象的です。
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セグロカモメ 成鳥夏羽に移行中

毎年見かけている特徴的な個体ですが、今シーズンは見かけませんでしたので心配していましたが最後に見る事が出来ました。
元気にしていたようで安心です。

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ミツユビカモメ 成鳥夏羽

ミツユビカモメも頭部が白くなった綺麗な夏羽の個体が少数見られるようになってきました。
この時期に喚羽するタイプと4月末まで冬羽の姿のままのタイプが見られますが、白くならないタイプが第2回かどうかはまだよくわかりません。

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ワシカモメ 第4回夏羽に移行中

綺麗なワシカモメが見られました。嘴の黒斑が大きいので第4回と思えます。

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ウミネコ 3月の羽衣
この時期から悩ましいのが3回と成鳥の識別で、成鳥の場合、初列の先の白斑はこの時期あたらりから摩耗でほとんど無くなったように見えてきます。3回の個体は嘴や足の黄味の冴えが成鳥より少なく、頭部には茶斑が少し残っています。
1W→1S 1W→1S 2W→2S
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3W→3S 3W→3S ADS
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モンゴルカモメだろうか?
第1回夏羽に移行中

体色が白っぽくコントラストが強く、他のセグロカモメと異質に見えましたが、足も短めに見えスラッとした感じはあまりなく、オオセグロの白っぽいのにしては初列が違うようだし、モンゴルかどうか疑問の残る個体でしたが、どうも違う気がする。

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オオセグロカモメ 雑種? 第1回夏羽に移行中

後頭部や背にかけては特徴的なオオセグロカモメ第1回のようですが、顔や胸にかけての前側がコントラストのない茶褐色をして不思議な感じをしています。

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今回の観察・撮影機材
デジスコ: TSN-774 + TE-17W + S80 雲台:改造KDSジンバル
デジ眼:  30D + EF100-400 F4.5-5.6LIS
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