探 鳥 日
 2008年3月1日(土曜)
場 所  銚子漁港(第3、第2)
天 候  晴れ(午前中ポカポカ)のち(午後から急に曇り強風)
主な鳥種  ミツユビカモメ(1)、カモメ(○)、ウミネコ(○)、オオセグロカモメ(△)、セグロカモメ(○)、ユリカモメ(△)、ワシカモメ(△)、シロカモメ(△)、カナダカモメ(1)、アイスランドカモメ(1)
ま と め  今日はポカポカ陽気のせいか第3漁港のミツユビカモメも沖に出ていったのか飛びまわっている姿が見られませんでしたが、幸運にも1個体のみでしたが間近でゆっくり見られました。
気になるのは10日ほど前にオイル汚染されたカモメが多数見られたとの情報がありましたが、まさにオイル汚染されているカモメを確認する事になりました。
油汚染されたオオセグロカモメ

鴎舞時のseichoudokuさんのブログで2/22油汚染の情報が発信されていましたが、現実に激しい汚染個体を目撃する事となりました。
前回の鹿島での座礁事故もありましたし、何らかの汚染がありそうです。

鴎舞時のseichoudokuさんのブログ
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ミツユビカモメ 成鳥冬羽

今日はミツユビカモメが飛び交う姿はありませんでしたが、この個体を近くでゆっくり見る事が出来ました。

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アイスランドカモメ? 成鳥冬羽から夏羽

通称デカムリン、銚子ではちょっと有名な個体です。見え方によってはシロカモメに見えたりアイスに見えたりちょっと変わった個体で以前から話題に上がっていました。
最近ではアイスランドカモメで落ち着きそうな様子です。

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シロカモメ 成鳥冬羽から夏羽

今シーズンはシロカモメの成鳥が少なく感じます。
第1回の個体は例年になく多く感じるのですが年によってバラツキがあるようです。

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ウミネコ 第2回冬羽から夏羽  この時期あたりから、嘴が黄色味になり、小さな赤斑、そして眼瞼の赤も現れて、夏に向けてオシャレをし始めたようです。ちょっと嘴が変ですが。
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ワシカモメ 第1回冬羽

今シーズンはワシの1回は例年より少なく感じます。

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カナダカモメ? 第2回冬羽

やや小型で嘴が小さく頭の丸いかわいらしい顔つきですが、この姿勢ままで決定的な背や初列を見せてくれませんのでした。
嘴がピンクと黒なので第2回と思えますが、目を離したすきに見失いました。残念

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ウミウ 婚姻色、生殖羽  首から頭部にかけて白い羽毛が出て、足の付け根に白斑ができ、口角の裸出部は黄色からオレンジ色に変わっています。首から頭部にかけての白い羽毛の出方には個体差が大きいようです。
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今回の観察・撮影機材
デジスコ: TSN-774 + TE-10Z,TE-17W + S80 雲台:改造KDSジンバル
デジ眼:  30D + EFS55-250 F4-5.6IS
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