探 鳥 日
 2008年2月16日(土曜)
場 所  銚子漁港(第3、第2)
天 候  晴れ、風強い
主な鳥種  ミツユビカモメ(6)、カモメ(○)、ウミネコ(○)、オオセグロカモメ(△)、セグロカモメ(○)、ユリカモメ(△)、ワシカモメ(△)、シロカモメ(△)、カナダカモメ(1)
ま と め  今日の銚子漁港はセグロイワシの水揚げもありカモメの数はまずまずでしたが、礁前にはハヤブサがちょっかい出しに来て見やすい場所はがら空き状態でしたが、ミツユビカモメやタダカモメの飛翔する姿、そして久々に綺麗な成鳥のワシカモメが見られました。
今シーズンは全てバス移動のため波崎側に行っていませんが、水揚げのある日は波崎側が楽しそうです。
ミツユビカモメ 成鳥冬羽
今日はミツユビカモメが飛び交う姿は先週より少な目でしたが、近くに止まってくれました。
尾羽がかなり摩耗しています。写真左下の個体は頭部の黒斑が薄くなっています。
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No.30D-12678 拡大 No.30D-12620 拡大 No.30D-12596 拡大
ワシカモメ 成鳥夏羽

久々に驚くような綺麗な成鳥の個体です。
この個体は頭部が白く、嘴の黄色の冴えも強くなり夏羽の姿に変わっていました。

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ワシカモメ 第3回冬羽

この個体変わった顔つきをしています。
もともと大きな嘴のワシカモメですが、特に大きく感じてしまいます。

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ワシカモメ 第1回冬羽

今日は第1回の個体はあまり見かけませんでした。
大きな嘴と灰褐色が目立ちます。

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カナダカモメ 第4回冬羽  ちょっと変わった顔つきでカナダかどうか迷うところですが、初列の白色部が多く、裏が白くなっているのでカナダカモメだとわかります。
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カナダカモメのウンチ No.080216-774-S80-14621
カモメ 成鳥冬羽

カモメはまだ頭部の斑が多く残っています。
下の飛翔写真 右の個体は初列風切の黒色部が多く標準的ですが、左の個体は亜種 brachyrhynchus のようにP8、P7の白色部が多く見られます。カムチャッカタイプのバラツキの範囲内か気になるところです。

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カモメ 第2回冬羽  第2回の個体は、成鳥と幼鳥の中間的な容姿で、茶褐色の初列に白斑が現れ、尾には褐色斑が残ります。
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セグロカモメ 成鳥冬羽

セグロカモメも夏羽の喚羽が始まり徐々に頭部が薄くなり始めてきています。
この個体は虹彩が淡色タイプで輝いて見えます。

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セグロカモメ? 第3回冬羽   この個体は、一般的なセグロカモメよりグレーの濃さがやや薄く、黄白の虹彩をしていました。セグロカモメの範囲かアメリカセグロカモメかは悩むところですが、大雨覆や三列風切に濃い目の褐色部が見られませんのでセグロカモメのバラツキの範囲なんだろう。
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シロカモメ 第1回冬羽

シロカモメの第1回の姿は港内でちょこちょこ見られますが、今シーズンは2回から成鳥の姿が例年になく少なく感じます。

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今回の観察・撮影機材
デジスコ: TSN-774 + TE-10Z,TE-17W + S80 雲台:改造KDSジンバル
デジ眼:  30D + EFS55-250 F4-5.6IS
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