探 鳥 日
 2008年2月2日(土曜)
場 所  銚子漁港(第3、第2)
天 候  曇り、風午後から強くなる
主な鳥種  ミツユビカモメ(3)、カモメ(△)、ウミネコ(○)、オオセグロカモメ(△)、セグロカモメ(○)、ユリカモメ(○)、ワシカモメ(△)、シロカモメ(△)、カナダカモメ(1)
ま と め  今日は不思議なくらいカモメが多く入っています。そして港内が久しぶりに小型イワシの水揚げで賑わっています。
イワシ効果は、絶大で、丁度食べやすい大きさで、おこぼれの量もサバに比べて多くなります。それを知ってか、漁が終わった船団に付いてやって来たと思えます。これからイワシが一定量揚がってくれれば、これからのシーズン後半が大変期待が持てそうです。
こぼれ落ちたセグロイワシ

水揚げの時に多くのイワシがこぼれ落ち、あまりにも量が多いと片づけを行いますが、ほとんどの場合、人が去ったら一斉にカモメ達がやってきて綺麗に掃除をしてくれます。

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No.080202-30D-11909
ミツユビカモメ 成鳥冬羽?

初列・次列風切や雨覆に摩耗が目立ちます。さらに初列の黒斑は不揃いで旧羽が目立ちます。第2回の個体かもしれません。

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No.080202-774-S80-13568
No.080202-774-S80-13553 拡大 No.080202-774-S80-13559 拡大
ワシカモメ 第4回冬羽または成鳥

大きな嘴に薄くもやもやした茶斑が目立ちます。
一見成鳥のようですが、嘴には黒斑があり、やや褐色味もあり第4回であろうかと感じます。

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No.080202-774-S80-13678
ワシカモメ 第2回冬羽

この個体は、体色全体に濃い灰褐色が目立ちました。まれにこのような濃い個体を見る事があります。

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No.080202-30D-12014
ワシカモメ 第1回冬羽

濃い灰褐色が目立ちました。

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No.080202-30D-11934
シロカモメ 第1回冬羽

第1回の個体は、ちょこちょこ目立ちますが成鳥の姿はほとんど見かけません。

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No.080202-30D-11957
ウミネコ 成鳥夏羽

喚羽の早いウミネコの成長は、もう頭部が白くなり夏羽の姿に変わってきています。

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No.080202-774-S80-13466
ウミネコ 第2回冬羽

特徴的な第2回冬羽の個体です。第1回と成鳥の中間的な特徴がよくわかります。

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No.080202-774-S80-13473
カモメ 成鳥冬羽

カモメ成鳥はあまり目立ちませんが、探すとちょこちょこ居るのがわかります。この時期頭部は濃いめでコントラストの強い斑が目立ちます。

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No.080202-774-S80-13606
No.080202-774-S80-13520 拡大 No.080202-774-S80-13495 拡大
カモメ 第1回冬羽
バリエーションは多く、今回は喚羽の進んだ白っぽい個体を探してみました。
No.080202-774-S80-13583 拡大 No.080202-774-S80-13597 拡大
セグロカモメ 第2回冬羽

第1回の個体の背中にグレーの羽を貼り付けたようです。虹彩の色は幾分薄くなってきています。大雨覆が一様に褐色になっています。

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No.080202-774-S80-13578
カナダカモメ 成鳥冬羽

たまに目を開ける程度でほとんど寝たまま、足や初列のパターンも見えない。頭部のもやもやはカナダ的ですが、やや大きく、悩ましい個体でした。

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No.080202-774-S80-13719
今回の観察・撮影機材
デジスコ: TSN-774 + TE-10Z,TE-17W + S80 雲台:改造KDSジンバル
デジ眼:  30D + EFS55-250 F4-5.6IS
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