探 鳥 日
 2007年11月3日(土曜)文化の日
場 所  銚子漁港(第3、第2)
天 候  曇り時々晴れ、風強い
主な鳥種  ミツユビカモメ(1)、カモメ(約5)、ウミネコ(○)、オオセグロカモメ(△)、セグロカモメ(○)、ユリカモメ(○)
ま と め  今日は文化の日で水揚げが無く、釣り客だけが目立ちます。
カモメの全体数はまだ少なく、遠くの堤防に小さな集団が出来てるくらいでしたが、幸運にも例年通り11/3にミツユビカモメを初認できました。
タダカモメ幼鳥、セグロカモメは多くなりその中でものホイ系の個体が目に付きました。
ミツユビカモメ 成鳥冬羽

04、05年に続き11月3日にミツユビカモメを銚子漁港で初認しています。今年は暖かく1週間から10日位遅くなると思っていたので嬉しい誤算でした。
頭かき、羽繕い、寝たりといろんな姿を楽しませてくれました。

拡大
No.824-S80-10195
No.824-S80-10185 拡大 No.824-S80-10207 拡大 No.824-S80-10321 拡大
カモメ(タダカモメ) 幼羽 個体数はまだ少数ですが幼羽の個体が入ってきました。体色はほとんど茶褐色ですが、背には少しグレーの部分が現れだし第1回冬羽に変わりつつあり、幼羽の姿もあと少しです。
No.824-S80-10301 拡大 No.824-S80-10287 拡大
セグロカモメ 幼羽

セグロカモメの幼羽もちらほら入り出しました。
この時期はまだ体色のコントラストも強く模様もハッキリしています。

拡大
No.824-S80-10157
セグロカモメ 成鳥 冬羽に移行中

セグロカモメは、徐々に数が増えてきています。
ほとんどが冬羽への喚羽中で、初列の外側が旧羽ですが、新しい新羽が伸びてきているのがわかります。

拡大
No.824-S80-10359
ホイ系 成鳥 冬羽に移行中

この時期はホイ系の個体が多く見られセグロカモメの約5%位に感じます。
共通の特徴は足が黄色味、セグロカモメより喚羽が遅く新羽がほとんど目立ちません。背のグレーは同様からやや濃い程度で、左の個体は嘴の赤斑が大きくなっています。

拡大
No.824-S80-10317
No.824-S80-10292 拡大 No.824-S80-10176 拡大
今回の観察・撮影機材 雲台:改造KDSマウント 風と遠くの堤防で辛い撮影でした。
デジスコ: TSN-824M + 14WE + S80 デジ眼:EOS-30D 未使用
TOP 探鳥記録 目次 前回の探鳥記録 次回の探鳥記録