探 鳥 日
 2007年10月13日(土曜)
場 所  銚子漁港(第3、第2)
天 候  曇り
主な鳥種  ウミネコ(○)、オオセグロカモメ(△)、セグロカモメ(約15)、ユリカモメ(約20)
ま と め  銚子漁港にもそろそろ移動のカモメが集まりだす頃なので、移動の先発隊に期待して出かけましたが、まず数が少ない事に驚きました。
温暖化で移動が遅れているのか?10月に入りシケが多く水揚げがかなり少なくなっている事も影響があるように思えます。
まだ少数ですがセグロカモメやユリカモメも到着していました。
ユリカモメ 第1回冬羽

移動の早い時期の楽しみに、ユリカモメの幼鳥に近い茶色っぽい個体を探すことですが、かなり白っぽくなった個体が多く、やっぱり国内で幼羽の姿は難しいです。
第二陣に期待です。

拡大
No.30D-10316
ユリカモメ 第1回冬羽

今回、数が少ない中で、左の個体が一番若そうに見えました。

拡大
No.4N-E79-08274
セグロカモメ 成鳥夏羽から冬羽に移行中 個体数はまだ少数ですが、前回の道東と同じく頭部の白い個体から茶斑が出てきた個体まで様々で、嘴の黄色い冴えがまだ目立ちます。移動の初期に多く見られるホイ系は確認できませんでした。
No.4N-E79-08290 拡大 No.4N-E79-08284 拡大
オオセグロカモメ 幼羽

北海道生まれの道産子なんでしょうか?成鳥に先駆けて少数が南下してきています。
この時期のオオセグロカモメ幼鳥はあどけなさがありかわいらしく見えます。

拡大
No.30D-10249
ウミネコ 幼羽から第1回冬羽

鱗模様のハッキリしていた幼羽からどんどん第1回の姿に変わってきています。特徴的な幼鳥は見られなくなりました。

拡大
No.30D-10257
ウミネコ 第2回冬羽

まだかなり体色が茶色っぽいですが、嘴には赤斑らしき物が見え始めています。

拡大
No.30D-10272
ウミネコ 第3回冬羽と成鳥冬羽

体色の褐色味、嘴と足の黄色の冴え具合、初列の先の白斑の大きさが異なりますが、個体差もありこのへんの判断はなかなか難しいものがあります。

拡大
No.30D-10263
ウミネコ 第3回冬羽?

先月の訪問で尾羽の抜け落ちていた個体が目立ちましたが、今回はほとんど新羽に変わっていて、特徴的なウミネコの姿になっていますが、まだ初列は伸びきっていない個体が多く、短く見える個体がほとんどでした。

拡大
No.30D-10300
スズガモ?

銚子漁港の上を大群で何度か旋回して位置を確認してるように通過してゆきました。

拡大
No.30D-10305
今回の観察・撮影機材 雲台:改造KDSマウント
デジスコ: TSN-4N + 14WD + E7900 デジ眼: EOS-30D + EF100-400F4-5.6L IS
TOP 探鳥記録 目次 前回の探鳥記録 次回の探鳥記録