No.2
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ミツユビカモメ以外のページ

今回はミツユビカモメを目標に出かけましたが、本来ここはオオセグロカモメやウミネコの繁殖地で繁殖期には営巣してる様子も観察出来るとの事です。また、銚子よりはるか北に位置するため、北から渡ってくるセグロカモメ、シロカモメ、ワシカモメも約1ヶ月ほど早い時期から観察出来、また、シロやワシカモメの越冬個体も冬場は多く集まります。

今回のサブ目標に銚子では夏場のカモメは若鳥のみになるため、ウミネコやオオセグロカモメの成鳥の姿をよく見たいと思っていました。
また、セグロ、シロ、ワシなども銚子に先駆けて観察出来るの一つの楽しみです。
オオセグロカモメ 成鳥 

左:雌 頭部は丸味があり、やや小振りな嘴でやさしい顔に見えます。
右:雄 
頭部は低く、大きめの嘴で、ちょっと悪人顔に見えます。

子育て後のペアーでしょうか?しばらく寄り添っていました。偶然でしょうけど。

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No.30D-09624 落石漁港
上写真の個体の顔のアップ
No.30D-09629 落石漁港 拡大 No.30D-09631 落石漁港 拡大
オオセグロカモメ 幼羽 さすがに繁殖地だけに数が多く、体色のかなり濃い個体と薄くなってきた個体まで様々見られました。
No.30D-09591 拡大 No.30D-09305 拡大 No.30D-09325 拡大
シロカモメ 成鳥夏羽

シロカモメは花咲漁港でこの個体のみ見れました。移動はちょっと遅めです。

港内でこの個体だけ特に白く輝いているように見え極端に目立っていました。

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No.30D-09638 花咲漁港
ワシカモメ 成鳥冬羽に移行中

ワシカモメは少数が入っています。喚羽の進行はオオセグロカモメと似ているように感じます。
オオセグロカモメの中にいると体色のグレーの薄さが目立ちますが、決め手の初列の色は旧羽が体色して確認しにくい時期です。

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No.30D-10075 霧多布漁港
No.P5000-02928 拡大 No.P5000-02891 拡大 No.30D-10105 拡大
セグロカモメ 成鳥夏羽

セグロカモメはほとんどまだ夏羽の姿で、頭部は白く、嘴は冴えた黄色で凄く綺麗に見えました。

北海道では越冬しないので移動の時期だけ見られます。

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No.30D-10129 浜中町
No.30D-10144 拡大 No.30D-10166 拡大 No.30D-09319 拡大
No.P5000-02729 拡大 No.P5000-02737 拡大 No.P5000-02718 拡大
ウミネコ 成鳥冬羽

繁殖地だけにとにかく数が多い。喚羽の進行はほぼ銚子と同じ程度で、気になっていた成鳥の嘴の黄色の冴え具合は、この時期の銚子の個体より平均的に黄色が冴えているように感じます。
また、背のグレーも退色や摩耗でかなり茶色く見えるので、第3回との区別が難しい時期です。

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No.30D-09198 霧多布漁港
No.30D-09282 拡大 No.30D-09569 拡大 No.P5000-02740 拡大
ウミネコ 幼羽

繁殖地が北にある分、繁殖時期が銚子の幼鳥より半月ほど遅く感じます。
特にこの子は遅生まれの個体で、茶色が濃く、顔には多くの傷があり辛い思いをしたようです。

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No.30D-09579 落石漁港
セグロカモメ オオセグロカモメ

グレーの濃さは随分異なりますが、時として個体バラツキと光の当たり具合で判断しにくい場合があります。
今は喚羽時期の差が大きく、嘴の黄色の冴え具合も大きく異なり、眼瞼の色と共に識別ポイントになります。

眼瞼の色 セグロ:赤味 オオセグロ:ピンク味
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No.30D-10136 浜中町
ハシブトガラス

道東の漁港のいたるところで多く見られます。
どこでも白いゴメ(カモメ)と黒いカラスで餌取り競争をしています。
数の多さで白組の勝ちのようです。

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No.30D-09646 花咲漁港
北海道のおみやげ  上3枚は野生です。
No.P5000-02707 拡大 No.P5000-02832 拡大 No.30D-09798 拡大
No.30D-10218 拡大 No.30D-10226 拡大 No.30D-10230 拡大
下の写真5枚は、

釧路動物園
ゆっくり見られます。

釧路空港の近くです。

No.30D-10239 拡大 No.30D-10242 拡大
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