探 鳥 日
 2007年1月8日(月曜)
場 所  銚子漁港
天 候  晴れ、やや強風
主な鳥種  ワシカモメ(3)、ミツユビカモメ(1)、ユリカモメ(○)、セグロカモメ(○)、オオセグロカモメ(△)、ウミネコ(○)カモメ(△)
ま と め  今年始めての銚子港を楽しみに出かけましたが、カモメ類が非常に少ない。毎年、正月の時期は少なくなりますが、休み明けに低気圧に強風で、漁が無かったようです。
年末に集まっていたカモメも食べ物を探しに分散したようで、やはり水揚げ量とカモメの数は大きく関係するようです。
月末にかけて水揚げが増えればカモメも定着してくれるでしょう。
カモメの少ない銚子漁港 礁前 例年、正月の時期は一時的にカモメの数が減少しますが、これほど少ないのは初めてでした。カモメの数は水揚げの量に関係し、イワシを積んだ漁船にくっついて沖からどんどん集まって港に定着しますが、2・3日水揚げがないと港から離れる傾向があるように感じます。
No.FZ-00785
ハヤブサ 幼鳥

午前中に少し集まっていたカモメもハヤブサが現れて、午後にはほとんど姿が無くなりました。
幼鳥は狩りの練習をするのでカモメにとってはやっかいな存在です。

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TSN-774+NKA+50XWDS+E7900
No.E79-04973
ユリカモメ 成鳥冬羽

ユリカモメの数も少ない状況でしたが、ちょこちょこ飛び回り、船ロープで休んでいました。

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Lumix FZ50
No.FZ-00698
ワシカモメ 第4回冬羽

今日はカモメが少ないなかでもワシカモメが近くで見られました。
嘴の大きな典型的な雄個体のようです。

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Lumix FZ50
No.FZ-00661
ワシカモメ 第3回冬羽

堤防の先にポツンとこの個体が、風を気にしながら休んでいました。
嘴はまだピンク色で褐色部も目立ちます。

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TSN-774+NKA+50XWDS+E7900
No.E79-04803
ワシカモメ? 第1回冬羽 この個体、コントラストの少ない灰褐色で、一見ワシカモメのように見えましたが、嘴の様子に違和感があります。単に嘴の小さな雌個体なのか?疑問を感じました。
No.FZ-00636 Lumix FZ50 拡大 No.FZ-00774 Lumix FZ50 拡大
セグロカモメ 成鳥冬羽

今日はカモメも少なかったんで、近くにいたセグロカモメをゆっくり見ていました。
この個体は茶斑が濃いめにでていました。

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Lumix FZ50
No.FZ-00723
セグロカモメ 成鳥冬羽

この時期のセグロカモメの初列風切はほとんど新羽に変わってきていますが、この個体は旧羽が残っていました。

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Lumix FZ50
No.FZ-00711
セグロカモメ 成鳥冬羽

この個体は、頭部がかなり白く目立ちました。

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TSN-774+NKA+50XWDS+E7900
No.E79-04903
セグロカモメややホイ系 成鳥冬羽

この個体は、足にやや黄色みを帯びており、初列風切はまだやや短めに見えますが、かなりセグロ的です。
この時期になりホイ系の個体はあまり見かけなくなりました。

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Lumix FZ50
No.FZ-00781
セグロカモメ 第2回冬羽

この個体は、肩羽のグレーが目立ち、わかりやすい第2回の個体でした。

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Lumix FZ50
No.FZ-00716
今日も銚子には高速バスで出かけたため、機材の軽量化をして出かけました。
今回は銚子では初めてデジ眼を持たずに、変わりに12倍ズームデジカメのルミックスFZ50をスナップ用に持参しました。飛び物の撮影ではデジ眼にかないませんが、今回の撮影ではまずまずの写りかと思いましたが、シャープ感はデジ眼と比べるとやや劣ります。
一日、港内をスコープと合わせ持って歩き回っていましたが、なんといっても軽量でストレスを感じませんでした。
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