探 鳥 日
 2006年12月29日(金曜)
場 所  銚子漁港
天 候  晴れ、強風
主な鳥種  シロカモメ(2)、ミツユビカモメ(5)、ユリカモメ(○)、セグロカモメ(○)、オオセグロカモメ(△)、ウミネコ(○)カモメ(1)
ま と め  今日も高速バスで軽量装備で出かけました。到着するといきなりの強風で歩くのも辛い状態でした。また26日の大雨の影響で利根川が濁流のようになり、港内の海面が茶色くなっていました。
第三から第二にかけて足早に探鳥し、第三漁港のいつもの堤防には、ミツユビカモメの休む姿が見られましたが、あまりの強風で早々と引き上げました。
ミツユビカモメ 成鳥冬羽

いつもの堤防の下段には、ミツユビカモメとヒメウが列ぶ姿が見られるようになりました。
これから数が増えて、近くで見るのが楽しみです。

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EF100-400mmF4.5-5.6LIS+EOS-30D
No.30D-07297
ウミネコ

今日の港内は、26日の大雨の影響で、茶色く濁っていました。

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EF100-400mmF4.5-5.6LIS+EOS-30D
No.30D-07268
シロカモメ 成鳥冬羽 稚内で多くのシロカモメを見てから始めての銚子のシロカモメですが、今日の2個体は大型タイプで、クセのない普通のシロカモメでした。
No.E79-04413 拡大 No.E79-04441 拡大
オオセグロカモメ 成鳥冬羽

強風の中、オオセグロカモメが風に乗ってグライダーのようにゆっくり飛んでいました。

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EF100-400mmF4.5-5.6LIS+EOS-30D
No.30D-07311
カモメ 第1回冬羽

カモメの若鳥も幼羽の姿から、肩羽がグレーになり第1回冬羽に変わってきました。

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TSN-774+NKA+50XWDS+E7900
No.E79-04451
ウミネコ 成鳥冬羽

この個体、首にリングがあるような茶斑の出方をしています。
こんな変った斑の出方の個体は初めて見ました。まるでクビワウミネコです。

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EF100-400mmF4.5-5.6LIS+EOS-30D
No.30D-07281
オイル汚染したセグロカモメ 成鳥冬羽

26日の大雨によるシケで、鹿島港そばに座礁していたパシフィックセントラル号の船体が真っ二つになったとの報道がありましたが、オイルは抜き取り済みとの事ですが、注意して観察したいと思います。今回はこの個体のみでした。
詳しくは

http://blog.livedoor.jp/abura060303/
No.30D-04466
ヒメウ 成鳥冬羽

堤防で休んでいる姿はよく見かけますが、今日は荒れている港内を多くが動きまわっていました。
緑色の光沢が輝いていました。

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TSN-774+NKA+30XWDS+E7900
No.E79-04518
ウミウ 成鳥冬羽

茶色く濁っても平気で大きな魚を捕らえました。
首を振って魚を海面に叩きつけてからパクリと一気に飲み込みました。

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EF100-400mmF4.5-5.6LIS+EOS-30D
No.30D-07328
ハジロカイツブリ 成鳥冬羽

荒れた港内で、ちょこちょこ潜って食べ物を探していました。赤い目が印象的です。

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EF100-400mmF4.5-5.6LIS+EOS-30D
No.30D-07301
今日はスコープをコーワTSN−774に変え、始めてのフィールドでしたが、あいにくの強風のため歩くのも辛い状態で、ゆっくり観察も出来ず、に早々に引き上げましたが、なかなか使い勝手の良さそうな感じです。
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