探 鳥 日
 2006年11月4日(土曜)
場 所  銚子漁港
天 候  晴れ
主な鳥種  カモメ(1)、ユリカモメ(○)、セグロカモメ(○)、オオセグロカモメ(△)、ウミネコ(○)
ま と め  今日は例年だとミツユビカモメの初認日で期待して出かけましたが残念ながら見られませんでした。
先週よりセグロカモメが幾分増えてオオセグロカモメより目立つようになってきました。ホイ系も数は少ないものの目立つようになってきました。礁前ではタダカモメの幼鳥を初認でき、カモメも増えてきてこれからが一段と楽しみです。
礁前の堤防 ようやく礁前の堤防にセグロカモメやユリカモメの数が増えカモメが列びましたが、他の堤防は空席状態で総数はまだ少ない。
カモメ 幼羽

今シーズン初のカモメ。
標準的なウミネコよりやや小さめな個体でしたが、体色はやや薄目になってきていました。今回この1個体のみでしたがこれからが楽しみです。

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ED-50+27xDS+E7900
No.E79-02892
ユリカモメ 成鳥冬羽

大型カモメなら、パクリと食べてしまいますが、ユリカモメの口には入りません。少しずつつついて食べていました。

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EF100-400mmF4-5.6LIS+EOS-30D
No.30D-05013
ユリカモメ 第1回冬羽

この時期の標準的な第1回の個体で、背はグレーになっています。

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EF100-400mmF4-5.6LIS+EOS-30D
No.30D-05114
ユリカモメ 幼羽から第1回冬羽 この個体は頭部や背に幼羽のなごりの茶色い羽が残りどことなくあどけなさがあります。遅く誕生した個体でしょうが、幼羽の姿が想像できます。
No.30D-05074 拡大 No.30D-05085 拡大
ホイグリン系カモメ 成鳥冬羽

ホイ系もやや増えてきたようです。この個体は嘴の黄色は夏場の様に黄色が冴えて、初列は旧羽で喚羽が遅い特徴がありますが、頭部にかけての茶斑は目立ってきています。

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EF100-400mmF4-5.6LIS+EOS-30D
No.30D-05156
ホイグリン系カモメ 成鳥夏羽から移行中

この個体は頭部も白く、まるで夏羽の姿ですが、初列の新羽が見え始めてきています。

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EF100-400mmF4-5.6LIS+EFA30x+E7900
No.E79-03012
セグロカモメ 成鳥冬羽

この個体は、嘴の赤斑が大きく上嘴にも赤味がありますが、足は標準的なピンク色です。初列の喚羽状況が確認出来ませんでした。

EF100-400mmF4-5.6LIS+EOS-30D
No.30D-05178
セグロカモメ 成鳥と第4回冬羽

成鳥と第4回のツーショットです。奥側の第4回の頭部には茶斑が濃く、嘴に少し黒斑が残っています。

EF100-400mmF4-5.6LIS+EFA30x+E7900
No.E79-02954
セグロカモメ 第2回冬羽

この個体は、背に薄いグレーが現れて、ソフトなイメージの綺麗な個体でした。

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EF100-400mmF4-5.6LIS+EOS-30D
No.30D-05189
セグロカモメ 幼羽

まだ頭部は濃い茶色で、生まれてからあまり日が経っていないようです。11月の早い時期にはまだこのような個体が見られます。

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EF100-400mmF4-5.6LIS+EOS-30D
No.30D-05115
オオセグロカモメ 幼羽

食べ物競争も、まだこの時期はカモメの数が少なく食べ物も豊富ですが、これから徐々にカモメの数が増えてくると、奪い合いが激化してきます。

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EF100-400mmF4-5.6LIS+EOS-30D
No.30D-05032
ウミネコ 第1回冬羽

今年生まれのウミネコ幼羽もこの時期あたりから第1回冬羽の姿に変わってきています。

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EF100-400mmF4-5.6LIS+EOS-30D
No.30D-05141
オイル汚染したウミネコ 成鳥冬羽

鹿島港付近で10月に2隻の貨物船が座礁し、オイルの汚染鳥の報告がありますが、銚子港でもこのような姿が確認出来ます。
詳しくは

http://blog.livedoor.jp/abura060303/
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EF100-400mmF4-5.6LIS+EFA30x+E7900
No.E79-02995
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