No.23-05 作成 2024.06.05
探 鳥 日
 2023.3.17(金)〜2023.3.25(土)
場 所  銚子漁港
水 揚 げ  3/17 3/20 3/22 3/23イワシ
主な鳥種 カナダカモメ(3)、アメリカセグロカモメ(1)、シロカモメ(2)、ワシカモメ(3)、ミツユビカモメ(2)、セグロカモメ(○)、オオセグロカモメ(△)、ウミネコ(△)、カモメ(△)、ユリカモメ(○)、タイミルセグロカモメ(○)、ホイグリンカモメ(2)、ヒメカモメ(1)、チャガシラカモメ(0)、カムリアン(0)、バードウオチャー(10+15+30+20+15+3+3+5+6)
ま と め  前回はヒメカモメと新たにチャガシラカモメの出現で多くのカメラマンが銚子漁港に押し寄せてきて異常な観察環境でしたが、シーズン終盤のカモメを期待して出かけました。
今回の訪問ではチャガシラカモメが移動したため、カメラマンが例年よりはやや多いものの普段の銚子に戻ってきている印象でした。
肝心のシーズン末期のカモメの方ではお馴染みのアメリカセグロカモメの目濁り君やカナダカモメの干潟好きなどがまだ残っていましたが、ご子や3号はすでに移動したのか姿は観られませんでした。
注目を浴びていたヒメカモメはまだ残っていて、今回は幸運にもいくり前で休憩している姿が観られました。
No.18
ユリカモメ 成鳥冬羽から夏羽に移行中

ユリカモメの姿は今回やや少なくなりましたが、残っているユリカモメの中に夏羽になってきた個体が目立つようになってきました。
先ず最初に嘴や足が黒っぽくなってきます。
頭部が徐々にごま塩上になってきます。
黒頭巾の夏羽の姿に変わります。

No.230324-R7039163
No.230324-R7039195 No.230324-R7039396 No.230324-R7039420
ミツユビカモメ 第1回冬羽

今シーズンは毎回第1回の個体を見かけましたが、入れ替わっていたのか毎回別個体を見ていたようです。

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ヒメカモメ 第1回冬羽

今回はいくり前で休憩している姿が観られました。
ユリカモメと一緒に行動していますが、見ていると群れの中心は避けているようで、群れの端っこに居る姿を見かけます。
ヒメカモメの1Wって何となく上の写真のミツユビ1Wを小さくしたみたいですね。

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No.230321-R7038595 No.230321-R7038461 No.230321-R7038677
No.230321-R7038845 No.230321-R7038526 No.230321-R7038503
No.230321-R7038635 No.230324-R7039134 No.230321-R7038654
アメリカセグロカモメ 通称:目濁り君 第13回冬羽   愛称のある個体の中で港内での出現率の高く今や銚子漁港の人気者になっている目濁り君です。
No.230317-R7037261 No.230318-R7037726
No.230317-R7037354 No.230317-R7037324 No.230317-R7037399
カナダカモメ A 通称:干潟好き 第13回冬羽    最近は干潟での出現率が下がってきたように感じますが、港内に入ってくれば干潟によくやって来ます。これが最後の確認にならない事を願います。
No.230318-R7037635 No.230318-R7037661
No.230325-R7039654 No.230318-R7038013 No.230318-R7038007
カナダカモメ B 成鳥冬羽  

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カナダカモメ C 成鳥冬羽

この個体は嘴に小さな黒斑が残っているので第5回程度の若い成鳥に見えます。 

No.230318-R7037970
カナダカモメ D 成鳥冬羽   カナダカモメらしい小柄でかわいらしい個体です。
No.230321-R7038831 No.230321-R7038956
目濁り君、干潟好き、知らないカナダ   雨を避けて堤防に集まっている中に薄い個体が複数観られました。
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シロカモメ 成鳥冬羽 

シロカモメの成鳥個体は少数見かけますが、1Wなどの若い個体が驚くほど見かけなくなってきています。 

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シロカモメ 通称:デカムリン 第25回冬羽   長寿のデカムリンもまだ残っていました。
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シロセグロ雑種カモメ 成鳥冬羽 

グレーがやや薄く目立った個体で、カナダとアメリカセグロの中間的な雰囲気がありネルソンカモメを何となく想像してしまいます。

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シロタイミル雑種カモメ 通称:市場君 成鳥冬羽

換羽時期の遅い市場君ですが、さすがに3月になれば初列風切の換羽は終了していました。

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No.230325-R7039758 No.230317-R7037457 No.230317-R7037473
ホイグリンカモメ 通称:ね子 第12回冬羽  

雨を避けて堤防に降りてきたけれどすぐに見失ってしまった。

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ホイグリンカモメ候補 第2回冬羽  

濃い目のグレーに黄味の足でホイグリンを想像しますが、体型がやや大きくも感じ、タイミル2Wでこの時期に足が黄味になるか悩ましい個体でした。

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ワシカモメ 第1回冬羽  

最近珍しい存在になってきたワシカモメの1W。

No.230319-R7038066
ウミネコ 第1回冬羽  

この日もルアーが絡んだウミネコが見られました。

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コスズガモ  鳥友から教えて頂いたコスズガモ。
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クロサギ   今日は干潟で複数のクロサギが見られました。
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野良猫   たまに干潟周辺の野良猫が落ちてる魚を食べている所を見かけます。
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今回の観察・撮影機材

デジ眼 : Canon EOS-R7 EF100-400mm F4.5-5.6 L IS 2+EXTENDER 2X+1.4X
デジスコ: STM-80HD + 25-50XW + S120 今回未使用
コンデジ: Nikon coolpix P1000 今回未使用
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