No.16-4 作成 2016.02.10
探 鳥 日
 2016年2月4〜7日
場 所  銚子漁港
天 候  晴れ/曇り 2/4はサバ大漁
主な鳥種  カムリアンアイスランドカモメ(1)、ミツユビカモメ(2)、アメリカセグロカモメ(1)、カナダカモメ(10)、シロカモメ(△)、ワシカモメ(△)、セグロカモメ(○)、ホイグリンカモメ(0)、タイミルセグロカモメ(○)、カモメ(△)、ユリカモメ(○)、ウミネコ(○)、オオセグロカモメ(○)、バードウオチャー(1+4+25+35)
ま と め  今回の銚子は2月に入り種類も揃ってくるベストシーズンの訪問です。
移動日の4日は夕方漁港に着くと港内は大漁のサバの水揚げで賑わっていて、カナダカモメのご子が出迎えてくれる幸先の良いスタートでした。
翌日は少ない水揚げでしたが、期待していたカムリアンアイスランドカモメの通称3号が短時間でも近くに舞い降りてきて、昨年よく見ていたアメリカセグロカモメ4Wが成鳥の姿になって再会出来、またオオセグロカモメの白化なのか興味深い個体も見られて幸運な鳥見となりました。
ミツユビカモメ 成鳥冬羽 

今回もミツユビカモメの個体数は少なく2個体のみを確認。

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ミツユビカモメ 成鳥冬羽 

堤防で休憩中に羽繕いをして、ストレッチをしてかわいらしい姿を見せてくれました。

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No.160207-S120-66520 拡大 No.160207-S120-66490 拡大 No.160207-S120-66485 拡大
カムリアンアイスランドカモメ 通称3号
成鳥冬羽(第8回冬羽) 

昨年に続き幸運にも今年も再会出来ました。
小柄で薄目のグレーに白っぽい頭部で通称3号だとすぐにわかりましたが、残念ながらすぐに飛び去って瞬間的な再会でした。

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No.160205-7D-47464 特大 拡大 No.160205-7D-47454 特大 拡大
No.160205-7D-47450 拡大 No.160205-7D-47469 拡大 No.160205-7D-47456 拡大
アメリカセグロカモメ 成鳥冬羽
(第6回冬羽) 

昨年は5Wの姿でよく観察していた個体で、嘴に赤班と黒班が残っていますが成鳥になった姿で再会できました。
目に違和感を感じるのも昨年と同じ印象です。

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No.160206-7D-48511
No.160206-7D-48540 拡大 No.160206-7D-48475 拡大 No.160206-7D-48446 拡大
カナダカモメ A 成鳥冬羽(第11回冬羽) 通称ご子  11月から前回に続き今回も観察できました。前回右側の嘴基部から目元にかけて黒っぽくなっていて心配していましたが、今回は異常はなく綺麗な顔に戻っていて一安心しました。
No.160204-7D-46568 特大 拡大 No.160204-7D-46673 特大 拡大
No.160204-7D-46580 拡大 No.160204-7D-46685 拡大 No.160204-7D-46645 拡大
カナダカモメ B 成鳥冬羽(第5回位)  小型でかわいらしい姿です。この個体は冬場のこの時期に珍しく嘴全体が夏の様に黄色の冴えが強く現れています。また嘴に黒班が少し残っているので若い成鳥と思えます。
No.160204-7D-46620 特大 拡大 No.160205-7D-47627 特大 拡大
No.160205-7D-47674 拡大 No.160204-7D-46805 拡大 No.160205-7D-47912 拡大
カナダカモメ C 成鳥冬羽  いつもの干潟好きの個体です。
No.160204-7D-47072 特大 拡大 No.160206-7D-47967 拡大
カナダカモメ D 成鳥冬羽  初列風切P9の白が多くカムリ寄りの個体です。
No.160205-7D-47475 拡大 No.160205-7D-47479 拡大
カナダカモメ E 成鳥冬羽 

小柄で頭部から胸にかけてのソフトな茶班がかわいらしい個体です。

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カナダカモメ F 第4回冬羽 

嘴に黒班の残る4Wです。

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カナダカモメ G 第2回冬羽 

小柄でかわいらしい2Wです。
背の薄いグレーが目立ちます。

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No.160206-7D-48019 拡大 No.160206-7D-48025 拡大 No.160206-7D-47976 拡大
カナダカモメ H 第2回冬羽  体色が薄目の個体です。
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カナダカモメ I 第1回冬羽 

夕方に現れた1Wで、嘴はまだ黒く長めの初列が目立ちます。

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No.160204-7D-46914 拡大 No.160204-7D-46926 拡大 No.160204-7D-46948 拡大
カナダカモメ J 第1回冬羽  顔がまだ濃くあどけなさの残る個体です。
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シロカモメ 成鳥冬羽 通称デカムリン 

やや小型のシロカモメで、この個体は頭部が大きく見えます。

16.2.28 デカムリンと指摘が有り通称追加

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No.160205-7D-47263
タイミルセグロカモメ? 成鳥冬羽 

足の黄色の冴えが強く現れている個体で、グレーの濃さはほぼセグロカモメと同じように感じますが、嘴の黄色の冴えも出てきています。

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オオセグロカモメ 成鳥冬羽 

オオセグロカモメらしい綺麗な個体です。
換羽時期は早めで頭部は薄くなり始めています。

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No.160205-7D-47528
ワシカモメ 成鳥冬羽 

綺麗なワシカモメです。
嘴には赤班に黒班が混じっていますので5回位の若い成鳥と思えます。

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オオセグロカモメ 成鳥冬羽 

昨年も見かけていた翼を半開きの状態になっている不思議な個体です。

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No.160205-7D-47868
ワシカモメ+シロカモメ雑種 第1回冬羽 

小型でワシのようなシロのような感じの体色で、初列風切は幾分長くも感じます.

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No.160206-7D-48044
オオセグロカモメ白化個体 第1回冬羽  この個体、夏場に見るオオセグロカモメの摺れた個体のように白っぽく退色したような白さで目立ちました。
テールバンドが細めなのでセグロカモメと思えますが、全体的に体色が薄くなる白化個体か、全体的に摺れた感じも見られ1Sのまま換羽しなかった摺れた個体かどうか悩ましい。
初列両翼のP10、P9の先端部が欠落しているが事故だろうか?
No.160204-7D-46880 特大 拡大 No.160204-7D-46886 特大 拡大
No.160204-7D-47147 拡大 No.160204-7D-47018 拡大 No.160204-7D-46876 拡大
No.160204-7D-46836 拡大 No.160204-7D-46846 拡大 No.160204-7D-46861 拡大
シロセグロ雑種 A 成鳥冬羽  頭部が白っぽく、初列パターンがかなりカムリっぽく見えた個体ですが、セグロカモメ位の大きさで嘴も大きく見えます。
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シロセグロ雑種 B 成鳥冬羽 

セグロカモメに似通った顔つきですがグレーが薄く、初列パターンはカナダ的です。

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今回の観察・撮影機材
デジスコ: STM-80HD + 25-50XW + S120
デジ眼 : Canon EOS-7D EF100-400mm F4.5-5.6 IS
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