No.16-3 作成 2016.01.18
探 鳥 日
 2016年1月8〜9日
場 所  銚子漁港
天 候  晴れ/曇り 年末より風も少なく暖かい日が続く
主な鳥種  ミツユビカモメ(2)、アメリカセグロカモメ(0)、カナダカモメ(5)、シロカモメ(10)、ワシカモメ(5)、セグロカモメ(○)、ホイグリンカモメ(0)、タイミルセグロカモメ(○)、カモメ(△)、ユリカモメ(○)、ウミネコ(○)、オオセグロカモメ(○)、バードウオチャー(2+4)
ま と め  今回の銚子は正月休みが終わって例年カモメが少なくなる時期でもあり、友人の銚子観光に付き合いながらカモメ観察を紹介する何でもありの訪問です。
普段1人ではあまり行く事のなかった犬吠埼、地球の丸く見える丘、屏風ケ浦、銚子ジオパークなどを周り、もちろんカモメの名所の大巻のサバの水揚げで賑わう銚子漁港や波崎新港を案内し、帰りには九十九里が一望できる飯岡刑部岬展望館にも寄って帰りました。
7日、9日は大巻で大漁のサバ水揚げがあり1月初旬にしてはカモメも多く集まっていました。
ミツユビカモメ 成鳥冬羽 

今回は少なく2個体を確認。
飛翔中の個体と遠距離の漁港入口の堤防でいつものように休んでいました。

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カナダカモメ 成鳥冬羽 A 

いつもの干潟好きの個体です。

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No.160108-7D-45741 拡大 No.160108-7D-45758 拡大 No.160108-7D-45665 拡大
カナダカモメ 成鳥冬羽(第11回冬羽) B 通称ご子  11月から前回に続き今回も幸運なお年玉で観察できました。今回右側の嘴基部から目元にかけて黒っぽくなっています。汚れの付着ではなさそうで怪我跡のような感じで心配です。
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カナダカモメ 成鳥冬羽 C   カナダカモメ 成鳥冬羽 D  
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カナダカモメ 成鳥冬羽 E 

この個体、小型でカナダカモメらしいかわいらしい顔をしています。

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タイミルセグロカモメ? 成鳥冬羽 

一般的なタイミルセグロカモメは換羽が遅く、この時期でも初列風切には旧羽が残っていたり新羽が伸長中ですが、この個体はほぼ換羽完了しており、かなりセグロカモメ寄りに思えます。

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ベロセグロカモメ 成鳥冬羽 

カモメを観察していると毎年数個体このようなベロカモメを見かけます。

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油爆セグロカモメ 成鳥冬羽 

今回はこの個体以外にも数個体の油爆カモメを目撃しました。
まだ全体的な汚染は無いようですが汚染個体に注意が必要な感じです。

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ワシカモメ 第1回冬羽  ワシカモメの若も徐々に増えてきている様子で、写真左は小柄な♀個体と思え、右は大柄で嘴のガッチリした♂個体と思えます。
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小型シロカモメ? 第1回冬羽 

小型の体格が目立ちました。
良く見ると嘴の黒が多く、雨覆や下尾筒の模様がはっきりしてるところはカムリ的ですが、初列風切はシロのように薄く、長さはバロ的ですが、カムリのような体型のスリム感は感じられない気がします。

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コクガン

帰り道飯岡刑部岬展望館に寄ったので眼下の漁港にも寄ってみました。
いつものコクガンは元気そうに海苔を食べていましたが、漁船の突然の大波で驚いた様子でした。

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今回の観察・撮影機材
デジスコ: STM-80HD + 25-50XW + S120
デジ眼 : Canon EOS-7D EF100-400mm F4.5-5.6 IS
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