No.15-2 作成 2014.12.10
探 鳥 日
 2014年12月5〜7日
場 所  銚子漁港
天 候  22日晴れ、23日晴れ、24日晴れ 
主な鳥種  カナダカモメ(3)、ミツユビカモメ(1)、シロカモメ(1)、ワシカモメ(10)、セグロカモメ(○)、タイミルセグロカモメ(○)、カモメ(5)、ユリカモメ(○)、ウミネコ(○)、オオセグロカモメ(○)、バードウオチャー(4+10+10)
ま と め  今回の銚子は12月に入ってカモメも続々と増えてくる時期ですが、5日にはセグロカモメでも丸呑みできない大きなブリが大量に水揚げされて港内のトラックは賑やかな様子ですが、カモメにはブリは不人気でカモメを集める効果はあまりありません。
今回はカナダカモメより貴重な存在になったミツユビカモメをカモメ仲間から教えてもらってやっと確認出来、やっとシーズン開幕と言った感じです。
外来種のインドハッカも銚子に入って来てしまったようで、これも教えてもらいカモメ仲間に感謝です。
ミツユビカモメ 第1回冬羽 

今シーズン初めてのミツユビカモメです。
しかもかわいい。
この個体はM班の黒もはっきりしていて、短い足はやや赤茶色に見えます。

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カモメ 第3回冬羽 

カモメは少数の若が入って来ています。
この個体、嘴が小振りで頭部から胸にかけての茶班がソフトな感じでコカモメを想像しますが初列パターンは確認出来ませんでした。

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カナダカモメ 第4回冬羽    この個体、カナダカモメらしい体型ですが、頭部から腹部まで濃い茶班が目立ちます。前々シーズンの濃い2Wを思い出します。
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カナダカモメ 第3回冬羽 

体型は小型でカナダカモメ的で、今シーズン始めてかわいらしいと感じる個体です。

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カナダカモメ? 第2回冬羽    体型は小型でグレーも薄目で大雨覆は暗色になっていて第一印象はカナダカモメでしたが、初列風切裏面が濃いめにも感じます。初列パターン未確認。
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カナダカモメ??または大型不明カモメ 成鳥冬羽    体型は小型でグレーも薄目で第一印象はカナダカモメでしたが、初列の裏面が濃く通常はカナダNGで見送りですが、伸びをした時の初列パターンで、表面のP10、P9の黒はセグロよりやや薄くP8のタングはカナダカモメのように長くなっています。裏面のP9は内弁の薄い部分が白班まで繋がっていてカナダカモメのようで、P10は伸長中です。
P9表面の内弁が観察できていませんが、全体的なイメージはカナダカモメに見えるし、初列は黒っぽく見えるがセグロカモメとは違う様だし、カナダカモメの範疇か悩ましい個体です。
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セグロカモメ 成鳥冬羽 通称カオカケ 

今回は3日間の訪問でしたが、毎日港内で見られました。

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標識セグロカモメ 成長冬羽   

Y33 行徳野鳥観察舎の白いカラーリングと思えます。
移動の時期に観察舎のカラーリングの個体が度々見られます。

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タイミルセグロカモメ 成鳥冬羽 

前回多かった足の黄味の個体は、12月になった今回は少なくなってきた。

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オオセグロカモメ 成鳥冬羽 

このあまりオオセグロカモメに注目しませんが、この個体、頭部の茶班が濃く、あまりに悪人顔のイメージにぴったりで注目してしまった。

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シロカモメ 幼羽 

今シーズン初めてのシロカモメの幼羽です。
成鳥は10月末に早くやって来る個体が見られましたが、シロ若がこれからどんどん集まるのが楽しみです。

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ウミネコ 第2回冬羽 

この個体、足にテグスの付いたルアーが絡んでいます。
最近、港内での釣り人がやたら多く見られ、中には仕掛けを放置したりマナーに注意して欲しいものです。

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クロサギ 

今日は堤防の上側に出てきていました。

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カワウ

この個体のみ、見事な婚姻色になっていました。

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インドハッカ 

外来種のインドハッカが遂に銚子にまでやって来てしまいました。

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今回の観察・撮影機材
デジスコ: STM-80HD + 25-50XW + S120
デジ眼 : Canon EOS-7D EF100-400mm F4.5-5.6L IS
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