探 鳥 日
 2013年4月13日(土
場 所  銚子漁港
天 候  晴れ時々曇り
主な鳥種   カナダカモメ(0)、シロカモメ(△)、セグロカモメ(○)、ワシカモメ(△)、ミツユビカモメ(0)、ユリカモメ(○)、ウミネコ(○)、オオセグロカモメ(○)、カモメ(△)、バードウオチャー(3)
ま と め  4月も中旬になり大多数のカモメ達が北の繁殖地に移動し、堤防や広く広がった干潟でもカモメの数は大幅に少なくなってきました。
残っていたのは若鳥とユリカモメが中心で、ユリカモメは黒頭巾の夏羽の姿に成鳥のほとんどが変わってきています。
また、奥の干潟で親しんできた錆びたタワーが倒壊していたのが、カモメの移動と重なって一層寂しさを感じる鳥見となりました。
ウミウとのバトル

水揚げの無い静かな漁港で若いカモメ達が集まって何をしているのかと思って見ていましたら、ウミウが魚をくわえて浮上してくる魚を奪い取ろうと待っていますが、ウミウも奪われまいと必死です。

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干潟の風景    干潟の象徴的な存在だったタワーが、先日の2回目(多分4/6)の強風でついに倒れてしまいました。練れ親しんでいた風景でしたのでカモメも少なくなった事も加わって寂しさを感じます。
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ユリカモメ 成鳥夏羽

ほとんどの成鳥は黒頭巾の夏羽の姿に変わってきています。
今日はまだ多くが残っていましたが移動も間近です。

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ウミネコ 成鳥夏羽    ウミネコも大多数が移動し、残っているのは若い個体と少数の成鳥ですが、鳴き交わしをする姿や擬似的な交尾の姿が見られました。
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タイミルセグロカモメ 成鳥冬羽から夏羽に移行中    タイミルも夏羽の姿に変わってきています。右の個体の嘴が穴が開いたように変形しています。
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セグロカモメ 成鳥夏羽    成鳥の大多数が移動しましましたが、少数がまだ残っています。残っている成鳥も夏羽の姿に変わっています。何故かカオカケもまだ残っていました。
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セグロカモメ 第1回冬羽

第1回の個体は、少数が残っています。
体色も随分白っぽくなってきています。

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ワシカモメ 第1回冬羽    ワシカモメは第1回の個体が少数残っています。
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ハイイロヒレアシシギ    移動途中の個体が毎年この時期に見られますが、今日は完全な夏羽の姿は見られず、ほとんどが冬羽のイメージで、夏羽に移行しはじめたところです。
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今回の観察・撮影機材
デジスコ: STM-80HD + 25-50XW + S110(2)
デジ眼 : Canon EOS-7D EF100-400mm F4.5-5.6 IS、EF600mm F4 IS
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