探 鳥 日
 2013年3月30日(土
場 所  銚子漁港
天 候  曇り  風やや強い
主な鳥種   アメリカセグロカモメ(2)、カナダカモメ(7)、シロカモメ(△)、セグロカモメ(○)、ワシカモメ(△)、ミツユビカモメ(5)、ユリカモメ(○)、ウミネコ(○)、オオセグロカモメ(○)、カモメ(○)、バードウオチャー(7)
ま と め  今日は銚子でも桜が満開でしたが、北風に曇り空でちょっと寒々した天候で、大型船の水揚げは無く静かな港内でカモメの数は全体的には少なめでした。
今日は昼に引き潮になり奥の干潟には広い干潟が広がり、食べ物を求めたカモメ達が動き回っで大賑わいとなりました。
ミツユビカモメの夏羽の姿や第1回の個体やアメリカセグロや沢山のカナダカモメが見られて楽しい鳥見となりました。
ミツユビカモメ 成鳥夏羽  ミツユビカモメの成鳥の一部は、3月中旬頃から頭部が白くなってきます。そろそろ移動時期なのでこの姿が見られるのもあと少しです。
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ミツユビカモメ 第1回冬羽   今シーズンは第1回の姿が少なかったですが、やっと見られました。時期が遅くなったんで嘴はかなりの部分がレモンイエローに変わってきています。ゴミが体に絡まっていますが外れてほしいものです。
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アメリカセグロカモメ 第3回冬羽

3月9日にも観察していて、最近干潟によく現れた個体で、今回も干潟の中で背のグレーがカナダカモメのように薄く目立ちました。

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アメリカセグロカモメ 第3回冬羽

何か違和感を感じましたが、その場ではアメリカと気づかずに眺めていました。
飛び去った後で指摘があり、後で写真を見返すと透明感のある虹彩が目立っていました。

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タイミルセグロカモメ 成鳥冬羽

最近は足の黄色味のあるタイミルをよく見かけるようになっています。
タイミルも嘴の黄色の冴えも出てきて夏羽の雰囲気がでてきました。

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シロセグロ雑種 成鳥夏羽

頭部も白くなり、薄いグレーで干潟では大変目立ちます。
虹彩が黄色味で、初列の裏面は薄く、シロセグロの雑種と確認出来ます。

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通称デカムリン

帰り際に、目立つ姿でたたずんでいました。

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シロカモメ 成鳥夏羽

頭部もすっかり白くなり夏の装いに変わってきました。
背の薄いグレーも加わって体色全体が白っぽく見えてきます。

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シロカモメ 第1回冬羽    シロカモメの第1回は白い体色でよく目立ちます。左の個体はかなり白くなっていますが、右の個体はまだ褐色味が多く残っています。
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カナダカモメ 成鳥冬羽 A

干潟でよく見る成鳥ですが、今日も長い間干潟におりて食べ物を探していました。

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カナダカモメ 成鳥冬羽 B   カナダカモメにしてはやや大型の個体で、虹彩が明色になっています。
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カナダカモメ 第2回冬羽 C   今シーズン何度も観察している体色が濃く目立つ個体ですが、今日は初めて干潟に現れ、長い間食べ物を探していました。
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カナダカモメ? 第2回冬羽 D   この個体、体色が薄いわりに初列が長くやや濃いめで、体型はよく見る暗色のカナダカモメとほぼ同じくらいで、カムリアンのようにも見えますが、白っぽい虹彩もあり顔つきに違和感があります。カナダ系の雑種なのだろうか興味深い個体ですが難しい個体です。
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カナダカモメ 第2回冬羽 E

小型でカナダカモメらしい体型ですが、この個体、尾羽のパターンが中央部が濃く両サイドが薄くなっています。
またこの個体はカナダカモメでは珍しく嘴が黄色くなる前段階の青味を帯びています。

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カナダカモメ 第2回冬羽 F   干潟でよく現れる個体で、小型で歩く姿がカナダカモメらしいかわいらしい個体です。
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カナダカモメ? 第2回冬羽 G   頭部が白っぽく、虹彩は明色で、体型はカナダカモメらしい姿で背のグレーも薄く初列も長めですが、何か違う様な微妙な個体です。
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カナダカモメ? 第2回冬羽 H

上のG個体と似通っていますが、嘴の黒班の現れ方が異なり別個体でした。
この個体も頭部が白っぽく、初列は長めに見えます。

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シロセグロ雑種? 第2回冬羽

顔を見る限り小型のシロカモメのようですが、初列が濃いめで、雑種のような雰囲気があります。
バロとアメリカセグロとの雑種だろうか。

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カナダカモメ   今日の干潟にはカナダカモメが、あっちにもこっちにも、多く入っていました。
3個体も揃うとは。今シーズンは第2回の個体がよく目立ちました。
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今回の観察・撮影機材
デジスコ: STM-80HD + 25-50XW + S110(2)
デジ眼 : Canon EOS-7D EF100-400mm F4.5-5.6 IS、EF600mm F4 IS
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