探 鳥 日
 2013年3月16日(土
場 所  銚子漁港
天 候  晴れ  風も少ない小春日和
主な鳥種   クロワカモメ(1)、カナダカモメ(7)、シロカモメ(△)、セグロカモメ(○)、ワシカモメ(△)、ミツユビカモメ(4)、ユリカモメ(○)、ウミネコ(○)、オオセグロカモメ(○)、カモメ(○)、バードウオチャー(25)
ま と め  今日の銚子漁港は一日中イワシとサバの水揚げで港内は大賑わいです。
朝方はカモメの数は前回並みでしたが、漁船が入港するにつれてカモメの数も増してきて今年一番かと思うくらいでした。
奥の干潟は引き潮で広く干潟が広がっていましたが人を避けていたのか、水揚げで食べ物が溢れていたためか少数しか集まりませんでした。
水揚げ作業で港内がバタバタしていましたので、ほとんど礁前でのんびりした観察になりましたがカモメが多かったんで、多くのカナダカモメなど色々と見ることができました。
漁船を追うカモメたち    今日は一日中漁船を追っかけるカモメの姿が見られました。写真のように一杯カモメが付いている船と全く付いてない船が有り、カモメ達は積み荷を知っているみたいです。
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ミツユビカモメ 成鳥冬羽    今日のミツユビカモメは空き地の水たまりで水浴びをする姿から久々に港内をぷかぷかと泳ぎ回る姿が見られました。
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クロワカモメ 成鳥冬羽 

今日は銚子側で見られました。
観察する度に頭部がどんどんと白っぽくなっています。

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カナダカモメ 成鳥冬羽 A   成鳥の頭部の茶班は段々と薄くなってきています。この個体はやや小型で嘴の赤班にほんの少し黒い部分がありますので若い成鳥かもしれません。
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カナダカモメ 成鳥冬羽 B

この個体、カナダカモメにしては大きく”デカナダ”と愛称がついています。
足の色が黄色味があり不思議なカナダカモメです。

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カナダカモメ 第2回冬羽 C

今シーズンは第2回の個体をやけに多く目に付きます。
気がつくと目視で確認出来る近くにもやって来ました。

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カナダカモメ 第2回冬羽 C

夕方現れた個体ですが、上の写真と同じ個体です。
カナダカモメの中でもかなり小さくウミネコより少し大きいくらいです。体型もカナダカモメらしく大変かわいらしい個体です。

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カナダカモメ 第2回冬羽 D

夕方現れた個体で、嘴がまだ基部まで黒っぽく見えます。

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カナダカモメ 第1回冬羽 E

今シーズンは第1回の個体が少ないです。
この個体はまだ幼羽の雰囲気が残ります。

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通称:デカムリン 成鳥冬羽

今日のデカムはいつものように活動を終えて夕方堤防で休んでいます。
今日は大漁でお腹一杯なんでしょう。

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シロセグロ雑種 成鳥冬羽

この個体、背のグレーがかなり薄く目立ちました。初列風切は黒く、裏側は白っぽく見えます。
初列以外はシロカモメ的でシロカモメ系の雑種と思えます。

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セグロカモメ? 成鳥冬羽

この個体、やや小型で頭部が丸くて、足も細く短めでカナダモメのような雰囲気がありますが、初列の裏側はかなり濃く、背のグレーはセグロの標準的な感じでカナダにしては濃く、首の茶班もセグロ的で、不思議な感じの個体です。

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大型不明カモメ 第2回冬羽

この個体、背の薄いグレーが目立ちました。
顔つきからシロ系の雑種と思えますが、シロセグロにしては初列が薄いし、ワシロにしては顔がシロやカナダ的だし、不思議な個体です。

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タイミルセグロカモメ 第3回冬羽

この個体、雨覆の褐色部が濃く目立ちました。グレーは標準的で、後頸部に班が集中し、嘴は黄色味になってきています。

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モンゴルセグロカモメ? 第1回冬羽

この個体、すらっとした体型で、体色が白っぽく、コントラストが強みで足は薄いピンク色で目立ちました。
テールバンドはよく確認出来ませんでしたが、やや細めに感じました。

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ウミネコ 成鳥夏羽

ゴミの焼却で炎が燃えさかっていますが、直ぐ横でウミネコがたたずんでいます。この距離だと熱を感じると思うのですが、炎を怖がらないのだろうか。

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今回の観察・撮影機材
デジスコ: STM-80HD + 25-50XW + S110
デジ眼 : Canon EOS-7D EF70-300mm F4-5.6 IS DO 
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