探 鳥 日
 2013年3月2日
場 所  銚子漁港
天 候  晴れ 強風(北西15〜20m)
主な鳥種   アメリカセグロカモメ?(1)、クロワカモメ(1)、カナダカモメ(6)、シロカモメ(△)、セグロカモメ(○)、ワシカモメ(△)、ミツユビカモメ(4)、ユリカモメ(○)、ウミネコ(○)、オオセグロカモメ(○)、カモメ(○)、バードウオチャー(20)
ま と め  昨日は春一番で南風の強風でしたが、今日は午後には北西15〜20mの強風で車から出るのも辛い状況で、当然時化のため水揚げはなく、釣り人も少ない状態でした。
最近はカモメの少ない状況に慣れてきたせいか、今日は幾分多いと感じるようになってきました。
干潮の時間帯には干潟が広がって、多くのカモメが集まりましたが、カモメの入れ替わりが少なく、強風もあり厳しい鳥見でしたが、お馴染みの個体を含めて、スミスらしき個体も見られて、強風の環境下でも楽しい鳥見になりました。
ミツユビカモメ 第2回冬羽

今日は姿を見かけないと思っていたら帰り際の空き地で風を避けて休んでいる姿がありました。
この個体、雨覆に第1回のM字班の名残が確認出来ます。

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No.130302-7D-09213
クロワカモメ 成鳥冬羽

先週に続き今日も確認できました。
カモメの集団の奥にいましたが、すぐに前に出てきてくれました。
カモメの集団の中にいると安心するのでしょうか。銚子漁港の中にも種によって幾らか好みの場所があるようです。

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カモメ 第3回冬羽

この個体の嘴には、クロワカモメのような黒班がありますが、第3回のカモメでは黒班がぼやけたような班になっています。

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カナダカモメ 第2回冬羽 A   この個体、大雨覆や腹部がべたっと濃くなっていて目立ちました。今シーズン何度か見かけていた退色の濃い個体のようです。
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カナダカモメ 成鳥冬羽 B 通称:ご子

最近あまり見かけていませんでしたが、今日は相性がよかったようです。
いつものお馴染みの個体が見られると観察していて何となくほっとできます。

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カナダカモメ 第2回冬羽 C   この個体、A個体を見た後に波崎側に移動してすぐに確認しました。小型でカナダカモメらしい体型でかわいらしい個体です。
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カナダカモメ 成鳥冬羽 D

干潟好きの個体で、魚の加工工場から流れ出る排水に混じっている魚のくずが生活の糧になっているようです。
何度見てもカナダカモメにしては嘴が長く見えます。

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カナダカモメ 第2回冬羽 E   干潟に現れた個体で、カナダカモメらしい小型でかわいらしい個体です。AC個体に似ていますが、この個体は大雨覆と中雨覆の間に白い線が入ったように見えます。
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No.130302-08569 拡大 No.130302-09127 拡大 No.130302-09016 拡大
カナダカモメ? 第2回冬羽 F   この個体、顔つきや体型はカナダカモメらしく見えますが、初列風切が濃く、羽縁も少なく感じます。尾羽の班もカナダカモメにしてはやや狭めに見え、疑問を感じた個体です。
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タイミルセグロカモメ 成鳥冬羽

今日のタイミルは標準的で、背のグレーはセグロカモメに比べやや濃く見えます。

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推定アメリカセグロカモメ 成鳥冬羽     この個体、干潟の中で特異な顔で目立ちました。
嘴の黄色の冴えがあり、通常のセグロカモメと雰囲気が異なる第一印象でしたが、アメリカセグロカモメの特徴の眼瞼がオレンジ色で虹彩が明色で黄色っぽく見えます。
可能性としてシロセグロがありますが、初列の裏は白っぽい様子はなく、シロセグロは除外でき、アメリカセグロカモメと考えれば背のグレーは微妙に薄くも感じますが、特徴の一つの嘴に小さな黒班がなく、初列のパターンが確認出来ず特定には至りませんでした。アメリカセグロカモメで良いのだろうか疑問が残りますが大変興味深い個体です。
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ワシカモメ 第3回冬羽    干潟で観察をしていると小型のかわいらしいワシカモメによく悩まされます。この個体も小型ですが、嘴が大きく、初列は短めです。
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ユリカモメ 第1回冬羽

この個体、他の第1回の個体に比べ雨覆の褐色が濃く、目立ちました。
暗色型を想像しましたが、大雨覆がグレーになっていますので通常の範疇のようです。
かわいらしい第1回です。

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No.130302-7D-08321
今回の観察・撮影機材
デジスコ: STM-80HD + 25-50XW + S110
デジ眼 : Canon EOS-7D EF100-400mm F4.5-5.6 IS、EF600mm F4 IS 
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