探 鳥 日
 2012年4月6日(金)
場 所  銚子・波崎
天 候  晴れ、曇り、強風
主な鳥種 シロカモメ(△)、ワシカモメ(△)、ミツユビカモメ(0)、カモメ(○)、ユリカモメ(○)、セグロカモメ(○)、ウミネコ(○)、オオセグロカモメ(○)、バードウオチャー(1)
ま と め  今日の銚子漁港は大型船の水揚げはありませんでしたが、カモメの数は前回より多くなっていました。
前回はほとんどが移動したと思いましたが、大多数が単に漁港を離れていたようです。しかし成鳥の移動は既に始まっていて、ウミネコの集団やセグロカモメの成鳥の姿は少なくなっています。
ユリカモメ 成鳥夏羽

ユリカモメの夏羽の換羽はどんどん進行しています。まだ換羽中のごま塩頭が多いですが、1割程度が換羽が完了してきています。

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カモメ 成鳥冬羽

カモメも換羽が進行し始めて、幾分頭部の班が薄くなってきた個体が多い中で、この個体は茶班が濃く冬羽の姿が目立ちました。

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ホイグリンカモメ? 成鳥夏羽    この個体足が黄色く、グレーが濃いめで嘴の赤班は大きく目立ち、初列の先の白斑は小さく、換羽状態は一般的なセグロカモメより早めで、既に頭部は白くなっています。
ホイグリンカモメで疑問を感じるのはホイグリンにしてはグレーがやや薄いような気もするし、ミラーがあまり小さくない気もしますが、一般的なタイミルセグロにしては換羽が早すぎるように思えます。
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オオセグロカモメ 成鳥夏羽

オオセグロカモメは若が目立ちますが成鳥の姿は少なくなりました。

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ワシカモメ 成鳥夏羽    ワシカモメの若は少数が見られますが、成鳥はすっかり夏羽になっているこの個体のみでした。
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セグロカモメ 成鳥冬羽から移行中    移動が始まって成鳥の数はどんどん少なくなってきています。残っている成鳥の姿は頭部が薄くなり夏羽の姿に変わりつつあります。銚子でお馴染みのカオカケはまだ残っていました。
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シロカモメ(小型) 第1回夏羽

シロカモメの第1回は移動が遅くまだ多くが残っています。この個体は褐色味がなくなりほとんど真っ白な体色になってきています。

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ワシカモメ 第1回冬羽

ワシカモメの第1回はまだ少数が残っています。
体色のコントラストが少ないので、全体的に薄くなっていますがあまり目立った変化が見られません。

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セグロカモメ 第1回冬羽から移行中    セグロカモメの第1回はやや数が減ってきてオオセグロばかりが目立つようになって来ましたが、残っている第1回の個体も頭部が薄くなってきています。
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ハイイロヒレアシシギ    長旅の途中でちょっと一休み、今日はこの個体のみでしたが、港内を小さな体でひょこひょこ泳ぎ回っていてかわいらしい姿です。
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今回の観察・撮影機材
デジスコ: STM-80HD + 25-50XW + S95
デジ眼 : Canon EOS-7D EF100-400mm F4.5-5.6 IS 
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